3月だというのに、まだまだ寒い日が多い今日この頃。
陽気が良くなると、花粉に悩まされる方も多いかと思い
ますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は大東京の偉大な森を見に行って来ましたと
いうお話です。
私、先日、森林技術者・研究者のグループで、
東京にある明治神宮の森を見学に行って参りました。
皆さんは、この明治神宮の森が約90年前に、人の手によって一から作られた
人工の森であるということをご存じでしょうか?
森林の成長、発達、変化を100年先まで見越して作られたそうです。
スゴイですね。
参道の上空は、クスノキなどの常緑広葉樹が生い茂っていて、
これがすべて、人の手によって植えられた木で構成されているとは、
にわかに信じがたいですね。
でも、大鳥居の傍らでは、自然界では絶対にあり得ないという、
左から「クスノキ」、「スダジイ」、「アラカシ」、「シラカシ」、「アカガシ」
が並んで生えているのを見ることができます。
面白いですね。
この日は、社務所の職員の方に案内していただき、充実した時間を過ごしました。
森林の管理・整備には、まだまだ勉強が足りないと感じたやっしんでした。