養命酒を製造する水は、中央アルプスに育まれた地下水を使っています。
だからという訳ではありませんが、
私にとってはこの時期、恒例行事となっております、
「中央アルプス駒ケ岳植生復元ボランティア作業」というのに
参加して参りました。
これは、森林管理署(国有林を管理する国の役所)が主催しているもので、
登山道沿いの登山者による踏みつけや、風雨雪による砂礫の流動で、
裸地化してしまったところに、椰子繊維のマットを敷くことで砂礫を固定し、
植生を復元させようという試みです。
今年で、8回目の開催とのことですが、私は5回目の参加です。
さる、9月12日は良い天気に恵まれ、絶好の作業日和となりました。
登山道沿いには、様々な高山植物の花を見ることができました。
こちらは、「タカネグンナイフウロ(フウロソウ科)」(撮影日:9月12日)です。
その他にも、
ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、トウヤクリンドウ、ハクサンボウフウ、
ハクサンイチゲ、ムカゴトラノオ、ヤマハハコ、ミヤマキンポウゲ、ウサギギク、
ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ、クロトウヒレン、トリカブトの仲間などなど、
今年はいつもより、多くの花を見ることができました。
参加者全員で5~10kg程度の荷物(椰子マットや金具など)を、
分担して背負子で背負って運びました。
今回の作業場所は、伊那前岳の八合目付近です。
普段は立ち入り禁止の場所に、作業の為、特別に入れていただきました。
右から島田娘の頭、檜尾(ヒノキオ)岳、空木(ウツギ)岳といった、
中央アルプスの峰々を遠くまで見渡すことができました。感激です。
作業風景です。
あらかじめ設計された場所に、椰子マットを敷いて、石を元あった場所に戻し、
さらに金具を打ち込んで固定して行きます。
色のきれいな新しいマットが、今回の作業分です。
尾根の登山道沿いでは、「ウラシマツツジ」の紅葉が始まっていました。
今年は、天気や花に恵まれ楽しく作業することができました。
これは参加賞です。山小屋の有料トイレの利用手形になっています。
富士山では、先日、初冠雪の便りがありましたね。
中央アルプスの紅葉も間もなく、上の方から始まります。
中央アルプス千畳敷の紅葉を楽しんで、ロープウエイを降りられましたなら、
少しだけ足を延ばして、是非、養命酒健康の森へお立ち寄りください。
疲れた体をオリジナルティー&スイーツと、スタッフの素敵な笑顔が
皆様をお待ちしております。
健康の森の営業時間は、9:30~16:30です。