「オオキンケイギク(大金鶏菊 キク科)」といいます。
私も毎日、車で通期しておりますと、道路沿いの田んぼや畑の土手、
あるいは民家の庭などたくさん見かけます。
写真は、健康の森から数百メートルの道路沿いです。
きれいな花ですが、「オオキンケイギク」は、北アメリカ原産の
帰化植物です。
また、外来生物法によって特定外来生物に指定されていて、
栽培・運搬・輸入・植栽が原則的に禁止されています。
荒地に強く、繁殖力旺盛で、在来の植物に大きな
影響を与えるからです。
「オオキンケイギク」が侵入すると、カワラナデシコなどの野草が
負けてしまいます。
健康の森では、自生の野草や在来の野草を育成していますので、
もし、「オオキンケイギク」が侵入してきたら、即、除去することに
なります。また、同様の理由で、「セイタカアワダチソウ」
や「オオブタクサ」も注意して見ています。
毎年、見事な群落で花を咲かせます。
見頃は、今週末です。
是非、見にいらしてください。
先日も紹介しましたが、今、カフェテラスの前では
「ウツボグサ(シソ科)」が満開です。
今日、その中で、珍しい白花の株を見つけました。
株数が増えてきますと、自然交配によって多様性が高まり、
花の色にバリエーションが現れます。
これもまた、自然状態の野草の楽しみです。
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ここに自生する「ヤマアジサイ」は基本、白色ですが、
個体によって、装飾花のがく片が薄紅色のものもあります。
「ヤマホタルブクロ(キキョウ科)」です。
<山野草コース>(撮影日:6月25日)
名前の由来には、子供が花の中に蛍を入れて遊んだからという説が
ありますが、ちょうど私の自宅がある辰野町では、先週末からほたる祭が
始まりました。
山野草コースでは、初夏の花々が順々に咲き始めています。
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カフェのデッキの周りでは、「ウツボグサ」が咲き始めました。
「ウツボグサ(シソ科)」です。
<カフェのデッキ周り>(撮影日:6月21日)
名の「うつぼ」は、花穂の形が、武士が矢を入れるために腰に付けるうつぼ
に似ているからだそうです。今、テレビドラマで源氏や平氏の武者たちが腰に
矢を付けている、あれですね。
一昨年から植え始めて、ようやくここまで増えてきました。
花を眺めながら、カフェデッキでティータイムはいかがですか?!
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川沿いに揺れているのが、とても涼やかです。
「ノアザミ(キク科)」です。
<カフェのデッキ周辺>(撮影日:6月21日)
草刈の際、刈り残すようにして、毎年、花が咲く株が増えて来ました。
花の付け根の部分(総苞片:そうほうへん)を触ると、粘着性がある(べた付く)のが
特徴で、似た仲間のノハラアザミと見分ける時に役立ちます。
そっと、触ってみてください。
畑のシャクヤクが終わっても、森の中では様々な花が
控え目に咲いています。
こちらもよろしくお願いします。
花には、アジサイらしい装飾花はありませんが、
薄い紫色がきれいで、とても良い香りがします。
満開の頃には、近くを歩いているだけで、香りも楽しめます。
しっとり濡れた緑の中を、傘をさしながら歩くのも、
また森の楽しみです。
矢車とは、鯉のぼりの一番上で、カラカラ回っている
あれですね。集まっている葉の形が矢車に似ているからです。
「ウツギ(ユキノシタ科)」です。
<散策路や道路沿いの林内>(撮影日:6月7日)
なんとかウツギと名の付く花木はたくさんありますが、
こちらは本家本元。ウツギ(空木)は、枝の中が中空になるから。
その他のなんとかウツギは、この時期に咲く白い花が、遠くから
見ると、このウツギに似ているからという話がありますが、
分類上は違う仲間のものもあります。
別名<卯の花(ウノハナ)>は、昔、唱歌でも歌いませんでしたか?
「コゴメウツギ(バラ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:6月7日)
早速出ました。こちらは、バラ科のなんとかウツギです。
ウツギに似た?白い小さな花を、小米に見立てたものだそうです。
「ブタナ(キク科)」です。
<山野草コースの土手など>(撮影日:6月11日)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、最近、構内でも急激に増えています。
タンポポに似たロゼント状の葉は、地面に深く張り付いていて、
刈り取るのも大変です。非常に繁茂していますので、今後、要注意です。
「キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)」です。
<山野草コースなど>(撮影日:6月11日)
「ガマズミ(スイカズラ科)」です。
<山野草コースの林内など>(撮影日:6月12日)
「ギョウジャニンニク(ユリ科)」です。
<記念館東側の階段沿い>(撮影日:6月12日)
全草に強いニンニク臭があり、山菜としても人気があります。
「エゴノキ(エゴノキ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:6月12日)
「キショウブ(アヤメ科)」です。
<第二調整池の水路沿い>(撮影日:6月12日)
ヨーロッパ原産の帰化植物です。
「ワスレナグサ(ムラサキ科)」です。
<第二調整池の水路沿い>(撮影日:6月12日)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、水路に繁茂しています。
「サツキ(ツツジ科)」です。
<構内の庭木や生垣>(撮影日:6月12日)
構内に庭木や生垣として植えられています。
キリシマツツジより、花期が遅く、今咲き始めました。
「ハコネウツギ(スイカズラ科)」です。
<シンボルのケヤキの木の下>(撮影日:6月12日)
シンボルのケヤキの木の下に植えられています。
同じ仲間の自生種では、「ニシキウツギ」というのがありますが、
写真が撮れたら、また紹介します。
一本の木で、赤い花と白い花が楽しめます。
でもこんなに沢山の方にお越しいただきました!!
10日(日)の樹音コンサート(*^_^*)
晴れていたので暑かった・・・ですよね(>_<)
ライブ後の木のオカリナづくりも好評でした(*^^)v
見学棟のエントランスでのキッズイベントも大盛況で、
子供さんが楽しんでいる声もいっぱい聞こえてきて
私も楽しくなってしまいました♪
皆さんのお陰で大成功↑↑↑
本当にありがとうございましたm(__)m
さて、芍薬はやっしんたち緑化担当が大切に育てています。
毎年綺麗な花を咲かせるために、見頃を過ぎた花はすぐに摘み取ります。
咲ききった花へ行く栄養を根に回し、来年への蓄えにするためです。
朝、スタッフみんなで摘み取っています。
ちょっとかわいそうな気もしますが、このひと手間で
来年も綺麗な花を咲かせてくれるはずです!!(●^o^●)
今週末の土日は芍薬Festaのイベントを開催します。
多くのお客様に芍薬を楽しんでいただけることをスタッフ一同
楽しみにしています♪