健康の森 BLOG

花図鑑 6月12日

2012.06.14 森林担当 やっしん



最近の花情報をお知らせします。

「ヤグルマソウ(ユキノシタ科)」です。
<山野草コースの林内>(撮影日:6月7日)
ヤグルマソウ(6月7日)
矢車とは、鯉のぼりの一番上で、カラカラ回っている
あれですね。集まっている葉の形が矢車に似ているからです。




「ウツギ(ユキノシタ科)」です。
<散策路や道路沿いの林内>(撮影日:6月7日)
ウツギ(6月7日)
なんとかウツギと名の付く花木はたくさんありますが、
こちらは本家本元。ウツギ(空木)は、枝の中が中空になるから。

その他のなんとかウツギは、この時期に咲く白い花が、遠くから
見ると、このウツギに似ているからという話がありますが、
分類上は違う仲間のものもあります。
別名<卯の花(ウノハナ)>は、昔、唱歌でも歌いませんでしたか?




「コゴメウツギ(バラ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:6月7日)
コゴメウツギ(6月7日)
早速出ました。こちらは、バラ科のなんとかウツギです。
ウツギに似た?白い小さな花を、小米に見立てたものだそうです。




「ブタナ(キク科)」です。
<山野草コースの土手など>(撮影日:6月11日)
ブタナ(6月11日)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、最近、構内でも急激に増えています。
タンポポに似たロゼント状の葉は、地面に深く張り付いていて、
刈り取るのも大変です。非常に繁茂していますので、今後、要注意です。




「キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)」です。
<山野草コースなど>(撮影日:6月11日)
キバナノヤマオダマキ(6月11日)




「ガマズミ(スイカズラ科)」です。
<山野草コースの林内など>(撮影日:6月12日)
ガマズミ(6月12日)




「ギョウジャニンニク(ユリ科)」です。
<記念館東側の階段沿い>(撮影日:6月12日)
ギョウジャニンニク(6月12日)
全草に強いニンニク臭があり、山菜としても人気があります。




「エゴノキ(エゴノキ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:6月12日)
エゴノキ(6月12日)




「キショウブ(アヤメ科)」です。
<第二調整池の水路沿い>(撮影日:6月12日)
キショウブ(6月12日)
ヨーロッパ原産の帰化植物です。




「ワスレナグサ(ムラサキ科)」です。
<第二調整池の水路沿い>(撮影日:6月12日)
ワスレナグサ(6月12日)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、水路に繁茂しています。




「サツキ(ツツジ科)」です。
<構内の庭木や生垣>(撮影日:6月12日)
サツキ(6月12日)
構内に庭木や生垣として植えられています。
キリシマツツジより、花期が遅く、今咲き始めました。




「ハコネウツギ(スイカズラ科)」です。
<シンボルのケヤキの木の下>(撮影日:6月12日)
ハコネウツギ(6月12日)
シンボルのケヤキの木の下に植えられています。
同じ仲間の自生種では、「ニシキウツギ」というのがありますが、
写真が撮れたら、また紹介します。
一本の木で、赤い花と白い花が楽しめます。

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  • カフェ担当のんたん
    食べることが大好き!!
    毎日スイーツに囲まれて
    幸せです。
  • 案内担当みっき~
    毎日自然に囲まれて
    いるせいでしょうか。
    ・・・のんびりやの私です。
  • 記念館担当ヨメ子
    森の小さな変化を探し
    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
  • 森林担当やっしん
    美しい森づくりに
    情熱を注ぐ、
    森のエキスパートです。