未病の基礎知識

未病は病気になる前の
大事なサイン

病院にかかるまでもないけど、なんとく調子が悪い……。それは「未病」のサインです。

人の体の具合は、健康から病気に至るまで、少しずつ変化していきます。完全に健康とはいえないが、病気でもない。この“未だ病気ではない”段階を、東洋医学で「未病」といいます。「なんとなく調子が悪い」未病のうちに生活を整えれば、健康に戻るのは比較的簡単です。しかし本当の病気になると、健康に戻るのは時間がかかったり、あるいは戻れないことも。未病は病気になる前のサイン。見逃さずに受け止めて、病気をくいとめましょう。

未病とは?

未病対策にはまず
自分のタイプを知ろう

たとえば「頭痛」という症状でも、ズキズキするといった痛みのタイプや、どんな状況で出やすいかなど、その人特有の傾向があるものです。それは生来の体質や、生活習慣や環境による違い。自分が未病でもどんなタイプかを知ることで、健康へのアプローチとなる対策もわかります。 また、自分の状態を知る物差しのひとつとして、東洋医学では、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」があります。 これは、健康な体に必要な要素を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで表し、これらの要素が、体内を過不足なく、滞りなく巡ることにより健康が維持されていると言われ、これらのバランスが崩れることで不調が生じると考えられています。

バランスとを整えて健康に導く

未病改善のポイントは「毎日コツコツ」

あなたがいま「未病」だとしたら、それは今日、突然なったものではありません。日々の寝不足や、偏った食生活や、同じ姿勢での作業などの結果です。元の健康な状態に戻すには、いままで積み重ねた分だけ少し時間がかかります。やるのはちょっとのことでOK。それを毎日続けてください。がんばって2週間くらい続けると、習慣になって行うのが苦にならなくなります。コツコツ続けると、体質も改善できたりします。「未病」のいまのうちにケアを始めて、自分自身のこと、もっと大切にしてください。

未病診断

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