HOME > 健康の雑学 > 【2008年12月号】「冷え」の雑学
安眠を妨げる「冷え」をなんとかしたい。そんな皆様のために、寝る前の時間の過ごし方をまとめてみました。ぜひ参考にしてくださいね!
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さて、お風呂でじっくり温まりました。しかし、そこから寝るまでの過ごし方も重要ですよ。いわゆる「湯冷め」は冷えの天敵です、というより風邪をひいてしまうこともありますからね。カラダや髪を十分に乾かし、カラダが火照っているからといって過度の薄着で長々と過ごさないことを心がけましょう。靴下を履くのも効果的です。ただ、湯冷めを防ぐために入浴後に一直線でベッドへ・・・というのもちょっと極端。汗を十分に出切っていない状況ですと、そのまま「寝汗」になってしまい、逆にカラダを冷やしてしまうこともあるんです。30分〜1時間くらいはゆったりと過ごすよう心がけましょう。 その間にすることといえば、まずは入浴で失われた水分の補給です。その際、冷たい飲み物をカブカブ飲むことは避けてくださいね。まず効果的なのはお茶です。 といっても、お茶の種類によってはカラダを冷やす効果があること、ご存知ですか?たとえば緑茶。よく「夏の暑いさかりには熱い緑茶!」といいますが、これは本当のこと。逆にカラダを温めてくれるのは温かいウーロン茶や紅茶などです。 ハーブティーのなかでは、シナモンティーがオススメ。カラダを暖める効果のほかに消化器官の機能を活発にする効果も期待できるので、胃腸に負担がかかりがちな年末年始には有効です。シナモンのみを抽出したお茶ではなく、市販のシナモンパウダーをココアなどにふりかけて飲んでもよいでしょう。 そしてジンジャーティー。日本でも古くから伝わる「しょうが湯」です。小さじ1〜2杯程度のしょうがをすり下ろし(絞ったり、スライスしたものでもOK)、お湯を注いで出来上がり。ハチミツを入れるといっそう飲みやすくなります。 |
生薬が配合された薬酒も、お休み前の飲み物として冷え性には効果的です。 |
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