HOME > 健康レシピ > 【2019年4月号】 ホタルイカと葉ねぎのぬた

ホタルイカと葉ねぎのぬた


旬の食材と酢みそで元気に!


春に弱りがちな肝に栄養を与えるといわれるホタルイカと、体を温め気血の巡りをよくするのに役立つ葉ねぎに酢みそがよく合います。ほどよく酸味のあるものを取ることは、肝の働きをスムーズにする働きがあるといわれ、旬の食材を酢みそで和える調理法「ぬた」でおいしくいただくことは薬膳的にとても理にかなっています。



材料

 
材料 (2人分)
ホタルイカ(ボイルしたもの) 100g
葉ねぎ 3本
わかめ(塩蔵) 20g

A)
みそ 大さじ2
きび砂糖 大さじ1
みりん 小さじ1
生姜のしぼり汁 小さじ1
ねり辛子 小さじ1弱
大さじ2

作り方


1.水で戻したわかめは熱湯でさっと茹で、一口大に切る。
2.葉ねぎは塩少々を入れた熱湯で茹で、4cm程度の長さに切りそろえる。
3.ホタルイカは、目を取る。
4.酢以外のA)の材料を小鍋に入れて、弱火でよく混ぜ、火を止めてから酢を加えてさらに混ぜる。
5.4.が冷めたら、1.2.3.を和え、器に盛る。




レシピ監修 料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。