HOME > 健康レシピ > 【2019年1月号】 えびとセロリの水餃子スープ

えびとセロリの水餃子スープ


冬にほっと温まる食材が満載!


寒さの厳しい冬は、五臓の腎の働きが弱まり老化が進みやすい季節です。薬膳では、えびは身体を温めたり、腎の働きを高めてスタミナを補うのに役立つとされています。ねぎ、しょうがなどの温め食材を加えつつ、セロリの香りで滞った“気”を巡らせるアロマ効果も期待できるスープです。



材料

 
材料 (2人分)
A
豚ひき肉 60g
ねぎ(みじん切り) 長さ5cm
しょうが(みじん切り) 1片

無頭えび 100g
餃子の皮 15枚
セロリ(斜め薄切り) 50g
セロリの葉(みじん切り) 少々
白髪ねぎ 適量
カツオだし 4カップ
薄口醤油 小さじ1
塩・粗挽き黒胡椒 少々
片栗粉 大さじ1

作り方


1.えびは殻を剥き、背中に包丁を入れて背ワタを取る。
2.水(大さじ2程度)と片栗粉(大さじ1)を入れたボウルで1.を軽くもみ、流水で汚れを洗い流したら、キッチンペーパーで余分な水気をふきとる。
3.2.を包丁で荒く刻む。
4.3.とA をボウルの中でよく混ぜ、餃子のタネを作る。
5.餃子の皮の中央に4.を乗せ、皮のふちに水を薄く塗り半分にとじる。
6.鍋にカツオ出汁を入れて温め、沸騰したら 5.とセロリを加える。
7.餃子に火が通ってセロリが透明になったら、セロリの葉も加えて薄口醤油、塩・粗挽き黒胡椒で味を整える。
8.7.を器に盛り、白髪ねぎを飾る。




レシピ監修 料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。