HOME > 健康レシピ > 【2017年7月号】 タコと夏野菜の梅アンチョビ炒め

タコと夏野菜の梅アンチョビ炒め


じめじめ梅雨時にピリッと爽快おつまみ


夏は暑さで大量の汗をかき、体力も奪われがちです。薬膳では、タコは気血を補い、潤いをもたらすといわれています。ズッキーニとトマトは体にたまった余分な熱を鎮め、イライラを抑えてくれます。アンチョビと梅干しを使った味付けが唾液の分泌を促し、食欲を誘う一品です。






 
材料 (2人分)
タコ 100g
ズッキーニ 1本
プチトマト 6個
にんにく 1片
梅干し 1個
アンチョビ 2枚
粗挽き黒こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
片栗粉 大さじ2

作り方


1.タコを食べやすい大きさにぶつ切りにする。
2.ズッキーニの頭とおしりを切り落とし、1cmの厚さに切る。
3.プチトマトのへたをとり、半分に切る。
4.にんにくをスライスし、梅干しは種をとって包丁でたたき、アンチョビもたたいておく。
5.タコに片栗粉をまんべんなくまぶす。
6.フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え弱火で熱し、ズッキーニを炒める。
7.6)にタコを加えて中火にし、タコに軽く焼き目がついたら、プチトマトと梅干し、アンチョビを入れて全体をよく混ぜる。
8.7)に粗挽き黒こしょうをふりかけ、器に盛りつける。




レシピ:山根明子
調理師・国際薬膳師・フードコーディネーター。薬膳の考え方をベースにしたシンプルで体とココロにおいしいレシピ作りをモットーに、雑誌や書籍を中心に活動。2015年から生まれ育った鳥取に帰り、現在は酒蔵で働きながら薬膳×発酵、食×酒の力でもっと人をワクワクさせる面白いことができないかと新境地を開拓中。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。