HOME > 健康レシピ > 【2016年9月号】 潤いたっぷり白和え

潤いたっぷり白和え


体の中から秋の乾燥対策


東洋医学では、秋は五臓の肺が活発になるとされています。肺は肌との関係性が深く、肺が潤っていると肌も潤いますが、肺の働きが衰えると乾燥やしわの原因になることも。また、白い食材が肺に働きかけるといわれており、潤いをもたらす豆腐や白ごま、れんこんが入った白和えは、乾いたからだに良いとされています。本格的な秋がくる前に、体の内側から乾燥対策をしましょう。






 
材料
もめん豆腐 1丁
生きくらげ 40g
れんこん 60g
こんにゃく 1/2枚(50g)
ニンジン 50g
少々
A)煮汁
きび砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
昆布しいたけ出汁 1カップ
(水5カップに干ししいたけ(小)2枚、昆布10cm長さを加え、冷蔵庫で一晩置いたもの)
B)
白ごまペースト 大さじ1
ハチミツ 大さじ1と1/2

作り方


1.豆腐は2等分にし、熱湯の中で2分くらいゆでたらざるにあげ、キッチンペーパーで包み重しをのせてよく水気を切る。
2.生きくらげは千切りにし、こんにゃくはマッチ棒くらいの細切りにして下ゆでをする。
3.れんこんは皮をむいて、いちょう切りにし、酢水(分量外)にさらす。
4.ニンジンはマッチ棒くらいの細切りにする。
5.小鍋にA)と2)〜4)を入れ、汁がなくなるまで煮詰める。
6.1)の豆腐をすり鉢に入れて滑らかにする。
7.ボールに6)とB)を入れて混ぜ、塩で味をととのえて、器に盛る。




レシピ:鳥海明子
国際薬膳師・調理師。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子(著)・邱紅梅(中医学監修)を上梓。