HOME > 特集記事> 【2010年8月号】“緑”のある生活
お部屋に観葉植物を置いたり、ベランダで野菜を育てたりと、日々の暮らしに“緑”を取り入れる人が増えています。今月は、お手軽で簡単な植物の楽しみ方をご紹介!
観葉植物やお花、多肉植物など、お部屋を彩る緑には様々なタイプがありますが、なかでも、手軽に育てられる植物を5つ、ご紹介します。緑のある暮らしをしたいけれど、何を育てたらいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
数ある観葉植物の中で、育てやすく、最も人気が高いといえるアイビー(ヘデラ)。ツル性のアイビーは寒さや乾燥に強いうえ、日照の少ない場所でも育つ常緑低木です。屋外の建物の壁を覆っていたり、植え込みに寄せ植えされていたりして、皆さんどこかでお目にかかったことがあると思います。
“ハイドロカルチャー”とは、土の代わりにハイドロボールと呼ばれる発泡煉石を使って植物を育てる水耕栽培のこと。通常、鉢植えを室内に持ち込むと、土で汚れたり、植木鉢の穴から漏れた水が受け皿の中に溜まったりすることもあるでしょう。しかしハイドロカルチャーの場合、土はいりませんし、水耕栽培ですので、穴の開いた容器を使う必要もありません。室内でも十分に清潔を保つことができます。また、根腐れ防止剤や、水質をきれいに保つイオン交換樹脂剤、ハイドロカルチャー用の肥料も販売されています。
最近、園芸店などでよく見かけるようになった「エアプランツ」はパイナップル科の植物。その特徴はなんといっても、土や肥料がいらないことです。空気に含まれる水分を吸収して育つため、エアプランツをそのままお部屋に放置しておくだけで、基本的にはOK。明るめで風通しのよい部屋に置きましょう。日の当たらない部屋に置く場合は、週に3時間程度、日光を浴びさせましょう。
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