こんにちは、やつしん2号です。
梅雨明けが近いのか、山の上では入道雲がモクモクと
湧き上がっています。あと少しで夏本番ですね。
さて、ハーブの庭で今のところ、一番背が高い植物は
フェンネル(ウィキョウ)です。黄色の花は花火のよ
うでキレイですね。
香草は魚料理のソテーにそえたり、種は香辛スパイス
としても利用します。茎はお風呂に入れても痩身効果
があるともいわれています。生薬では健胃作用がある
そうです。長野県が薬草生産振興として栽培を推奨す
る薬用植物でもあります。
次はヤブカンゾウです。在来植物の「和ハーブ」とも
最近は呼ばれています。春の新芽の他に蕾が食べら
れるので「エディブルフラワー」とも呼ばれます。
海外ではデイリリーという別名もあるように1日で
終わってしまう花ですが、次々に咲きます。
最後にキキョウです。和歌で詠まれたり、青い花は
秋の七草の1つとして、昔から日本になじみの深い
植物です。英名はバルーンフラワー。蕾は風船みた
いですよね。じつは、生薬として根を乾燥させて痰を
切る薬として利用されています(毒性もあるそうなの
で試さないでください)。
ハーブも広い意味でとらえると、世界中で生活の中で
香料・薬・食用など身近に使われていた植物全般として
考えることができて、楽しいですね!
フェンネル セリ科(学名:Foeniculum vulgare)
ヤブカンゾウ ワスレグサ科(学名:Hemerocallis fulva var. kwanso)
キキョウ キキョウ科(学名:Platycodon grandiflorus)