森の中でひときわ大きな葉っぱを広げているのは、
「ホオノキ(朴の木)」です。
健康の森の中では、まだまだ本数が少ない樹種です。
「ホオノキ」は日本の木の中では、最も大きな花を付けます。
また、単葉という形の葉っぱでも、最も大きな葉を付ける木でもあります。
「ホオノキ」といえば、この大きな葉っぱに味噌などをのせて焼く、
「ほお葉焼き」という料理がありますが、
私のお気に入りは、「朴葉餅」です。
私がよく行くご飯屋さんでは、
初夏の頃限定でこの「朴葉餅」が登場します。
「ホオノキ」の一枝を上手く使っているのが良いですね。
そば粉を使った皮と甘さ控えめのつぶあんが絶品です。
「ホオノキ」の葉っぱには殺菌の働きがあるそうで、
昔から伝わる生活の工夫ですね。