タンポポといえば春の花のイメージですね。
タンポポの種類には大まかに分けて、
日本にもとから生えていた在来種(ここでは、「シナノタンポポ」)と、
海外からやって来た帰化植物の「セイヨウタンポポ」があるのは、
ご存知の方も多いことと思います。
シナノタンポポの花は春にしか咲きませんが、
セイヨウタンポポの花は一年中、
冬でも陽当たりの良い場所では咲いています。
ですから、両方を比べて観察できるのはこの時期だけです。
見分け方はコツを知れば、とっても簡単です。
①「シナノタンポポ」<在来種>
②「セイヨウタンポポ」<帰化植物>
花を横から見て、
茎の上部で花を包んでいる「総苞外片(そうほうがいへん)」が、
反り返っているのが「セイヨウタンポポ」②で、
ぎゅっとまとまっているのが「シナノタンポポ」①です。
簡単ですね!
草刈作業では、在来種のシナノタンポポはできるだけ刈り残していますよ。
花が白っぽい「シナノタンポポ」も見つけました。