健康の森 BLOG

日本vs西洋

2017.05.14 森林担当 やっしん

タンポポといえば春の花のイメージですね。

20170514_01.JPG

タンポポの種類には大まかに分けて、

日本にもとから生えていた在来種(ここでは、「シナノタンポポ」)と、

海外からやって来た帰化植物の「セイヨウタンポポ」があるのは、

ご存知の方も多いことと思います。

シナノタンポポの花は春にしか咲きませんが、

セイヨウタンポポの花は一年中、

冬でも陽当たりの良い場所では咲いています。

ですから、両方を比べて観察できるのはこの時期だけです。

見分け方はコツを知れば、とっても簡単です。

①「シナノタンポポ」<在来種>

20170514_02.JPG

②「セイヨウタンポポ」<帰化植物>

20170514_03.JPG

花を横から見て、

茎の上部で花を包んでいる「総苞外片(そうほうがいへん)」が、

反り返っているのが「セイヨウタンポポ」②で、

ぎゅっとまとまっているのが「シナノタンポポ」①です。

簡単ですね!

草刈作業では、在来種のシナノタンポポはできるだけ刈り残していますよ。

花が白っぽい「シナノタンポポ」も見つけました。

20170514_04.JPG

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