縄文住居近くの道路沿いでクワの実を見つけました。
子供の頃、クワの実を食べたことがある方もいらっしゃるかと思います。
クワの木には大きく分けて2種類あります。
もともと日本の野生種である「ヤマグワ」と、
養蚕のカイコの餌として導入された「マグワ」です。
今では、桑畑を見かけることも少なくなりましたが、
帰化して野生化した「マグワ」もあるようです。
見分けるコツは、クワの実の表面にある毛状の突起の形です。
実はこれ、雌しべなのですが、これの形が、
Y字型(途中で分かれている)が「ヤマグワ」、
V字型(付け根から分かれている)が「マグワ」ですよ!!
ですから、この写真はどっちでしょう?
どうやら「ヤマグワ」のようですね。