健康の森 BLOG

虎刈りの訳は

2012.06.06 森林担当 やっしん



この写真は、構内のある一画を草刈した後の様子です。
なぜ虎刈り??
お客様駐車場北側のくぼ地
この場所はお客様駐車場北側のくぼ地です。
以前あった建物を壊した後、しばらく空き地として
草刈りだけしていた場所です。
そこに3年前、野草の種を播きました。
キキョウ、オミナエシ、ワレモコウ、カワラナデシコの4種。
雑草との競争を経て、今年何とか花が咲きそうな株に
成長しました。
ワレモコウ、オミナエシなど
つまり、野草を残すように虎刈りしたのでした。

この時期、健康の森では、草も木もどんどん伸びてきます。
仕事でも草刈作業が多くなりますが、
刈り払い機で刈る場合、選んで野草を刈り残すようにしています。
ですから、構内の草刈跡には、虎刈りや島状に刈り残された場所
を見かけることが多いと思います。
今の時期ですと、コバギボウシやアザミ、ホタルブクロなどが多いですね。

きれいサッパリ刈るのではなく、刈り残す。
これが健康の森における、自然力を活かした緑地管理の一つのスタイルです。

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    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
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    美しい森づくりに
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    森のエキスパートです。