花情報をお知らせします。
「ヤマシャクヤク(ボタン科)」です。<山野草コース>
5月7日に咲いて、一日で散ってしまいました。
あまりに短いので、なかなか咲いているところを見られません。
開花は畑のシャクヤクよりも1ヶ月も早いです。
「クロユリ(ユリ科)」です。<山野草コース>
本来、高山植物であるクロユリは、中央アルプスの千畳敷などでは7月に咲きま
すが、里に植えると2ヶ月も早く咲いてしまいます。
これは、6年程前にこの山野草コースが開設された時に植えられたものです。
「クマガイソウ(ラン科)」です。<山野草コース>
名は袋状の唇弁を、平家物語に登場する熊谷直実の母衣(ほろ)に例えたとのこと。
「敦盛草(あつもりそう)」に対する「熊谷草(くまがいそう)」ですが、興味のある方は、
平家物語(古典でも小説でも良いです)の敦盛最期のくだりを読めば泣けます。
「バイカイカリソウ(メギ科)」です。<山野草コースや、工場から記念館への道沿いなど>
「ニガイチゴ(バラ科)」です。<林内>
いわゆるキイチゴの仲間です。
赤い実がなり食べられますが、苦味があってあまり美味しくありません。
「チゴユリ(ユリ科)」です。<山野草コースや林内>
まだ咲き始めですが、林内の日陰に群落を作ってたくさん咲きます。
「コウボウ(イネ科)」です。<山野草コース>
「なんだ、雑草じゃないか。」と言うなかれ。
「コウボウ」は「香茅」と書き、良い香りがする茅(かや)の意味です。
いわゆる、干し草のいい香りです。
私は手帳などに挟んで、甘い香りを楽しみます。
牛などの家畜のエサに混ぜると食欲が増すとか。
ハイジの干し草のベットの良い香りは、きっとこんな香りではないかと、私は思います。
「エンコウソウ(キンポウゲ科)」<ミズバショウ池>
水芭蕉池でかなり増えてきて、今後が楽しみです。
これからも、どんどん花が咲きますので、ご期待ください。