「ツルカコソウ(シソ科)」です。
<散策路沿い>(撮影日:5月16日)
花が終わる頃から、地面を這う走出枝(ランナー)を出すので、
ツルという名がついてます。
今の所、構内では毎年同じ場所に一株しか確認していませんので、
もし見つけられましたら、ラッキーですね。
「マイヅルソウ(ユリ科)」です。
<散策路沿い>(撮影日:5月18日)
「舞鶴草」は、葉を2個広げた姿を鶴の舞う姿に
たとえています。葉がハート型なので、葉っぱ
だけ群生している様も愛嬌があります。
「レンゲツツジ(ツツジ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:5月21日)
シラカバと並んで、信州の高原の景観を象徴する花木です。
今、信州の山林では、ニホンジカによる樹木や高山植物の
食害が深刻ですが、ニホンジカはこのレンゲツツジを好んで
食べないので、レンゲツツジだけが残っているというところもあります。
塩尻市~岡谷市の高ボッチ高原や鉢伏山が名所として有名です。
「ヤマツツジ(ツツジ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:5月21日)
山桜が終わった後、新緑の林内を彩ります。
「エビネ(ラン科)」です。
<山野草コース>(撮影日:5月22日)
「ヒメシャガ(アヤメ科)」です。
<山野草コース>(撮影日:5月22日)
「ナツトウダイ(ドウダイグサ)」です。
<川沿いの散策路沿い>(撮影日:5月25日)
花にしてはかなり地味ですが、葉の付き方が面白く、
色合いにバリエーションがあって、結構目立っています。
名前に「夏」がついているのに、春先から咲き始めます。
写真では、もう実が付き始めています。
「オオヤマオダマキ(キンポウゲ科)」です。
<山野草コース>(撮影日:5月25日)
ヤマオダマキとの違いは、花の背の部分(上側)に突き出した
距(きょ)といわれる部分が、内側に強く巻き込んでいるのが
特徴です。
「フタリシズカ(センリョウ科)」です。
<山野草コース>(撮影日:5月25日)
名の由来は、ヒトリシズカが、花を平家物語の静御前の美しい舞姿にたとえたもの。
そして、フタリシズカが、花を静御前の亡霊2人の艶美にたとえたもの、だそうです。
ここで、私が農学部の学生時代、野外の樹木分類実習での先生と学生の会話
学生「先生、この花は何ですか?」
先生「フタリシズカじゃ!、ほれ、ヒトリシズカというのがあるじゃろ、
これは、花穂が2本だからな。」
先生「それじゃ、花穂が3本のやつは、何ていうかわかるか?」
学生「???、まさか三人静・・・・。」
先生「カシマシイ、じゃ。」
学生「カシマシイ??。」
先生「ほれ、娘(むすめ)三人揃えば、かしましい(やかましい)と言うじゃろ!」
学生「・・・」
※注意:野草には、「カシマシイ」も「三人静」もありません。
「ニガナ(キク科)」です。
<日当たりの良い構内のいたるところ>(撮影日:5月25日)
名前の末尾に「ナ(菜)」が付く草には、食べられるものが多いです。
例えば、ノザワナ、アブラナ、ソバナなど。
「ニガナ(苦菜)」は、葉や茎を切ると、苦い乳液が出るからです。
「ミツバウツギ(ミツバウツギ科)」です。
<管理棟から記念館へ向かう道沿い>(撮影日:5月25日)
昨年、構内から移植しました。
白い花が咲く低木には、何とかウツギという名前が多いですが、
以外と違う仲間のものが多いです。
「マムシグサ(サトイモ科)」です。
<散策路沿いの林内>(撮影日:5月28日)
ちょっと、キモチ悪いと評判です。
こちらも同じ「マムシグサ(サトイモ科)」ですが、
葉に斑が入った、めずらしいタイプです。
でも、なぜか、こちらに背を向けて立っています。
<南道路沿いの林内>(撮影日:5月25日)
「アマドコロ(ユリ科)」です。
<散策路沿い>(撮影日:5月28日)
見た目がよく似ている仲間に、「ナルコユリ」というのが
ありますが、見分け方は、茎を触ってみたとき
茎が丸いのが、「ナルコユリ」
茎に稜(りょう)があって、角張っているのが「アマドコロ」です。
そっと、触ってみてください。
「ヂシバリ(キク科)です。
<散策路沿いなど日当たりの良い場所>(撮影日:5月28日)
名は、細い茎が地面を這い、地面を縛るように見えることから。
雑草扱いされがちですが、一斉に咲くとなかなかきれいです。
地面の土を早く隠したい時など、うまく育てると有効です。
「ミヤマナルコユリ(ユリ科)」です。
<散策路沿いや南道路沿い>(撮影日:5月28日)
花が葉に隠れるように付いているのが特徴です。
長々とお付き合いありがとうございました。
特別に貴重であったり、珍しい花でなくても、
ちょっと視線を変えて眺めると、奥深く楽しい
花の世界をこれからも紹介していきたいと思います。
立てば芍薬・・・・・・
と、古くから美しい女性を芍薬に例えますが
本当に凛としてキレイな花ですよね。
連日のポカポカ陽気で
3000株の芍薬も
どんどんと開花してきています。
これから満開に向け
咲いていく様子をわくわくしながら
見ていきたいと思います(*^_^*)
今年も昨年と同じ開花日だったので、
陽気にもよりますが満開は6月の1週目~2週目でしょうか。
開花に合わせた【芍薬フェスタ】も
6月2日から開催予定です。
たくさんのお客様のご来場をお待ちしております(・ω・)ノ
心待ちにしてくださる方も多いはず(^u^)
6月上旬の開花予定に合わせ『芍薬フェスタ』を開催します♪
詳細は↓↓
こちら
6月9日(土)・10日(日)は
イベント盛りだくさんでお待ちしておりますので、
この機会に是非お出掛けください!
3,000株の芍薬と
森のテラスで
初夏の風に吹かれながらのお茶も格別ですよ❤
まず1つ目は、
駒ヶ根産の黒ごまを100%使用した
『100%駒ヶ根産 極上黒ごまプリン』☆
駒ケ根の良いものを多くの皆さんに知っていただきたい!!
との想いから・・・
地元産の風味豊かな黒ごまを贅沢に使用し、
口どけも ふんわ~り なめらか~
上品なプリンに仕上げました!
2つ目は、
シナモンやアニスなどのハーブを使用した
『生姜と木の実のはちみつケーキ』☆
こちらのケーキは、
ハーブと生姜が利いたスポンジケーキと、
食感が楽しいクルミとイチジクの入ったはちみつムースが層になっています。
さらに!トッピングには、フレッシュフルーツとビネガーソースを使用しているので、
初夏にピッタリ!!
甘酸っぱいスパイシーなケーキになっています。
お客さまの評判も上々!(^^)!
全てのスイーツが手づくりなため、どちらも1日20個限定のスイーツです。
是非、こだわりの味を食べにお越し下さい。
お待ちしております♡
森の新緑も、日一日と色を濃くしていきます。
さて、今日はカフェテラスのデッキから、
縄文住居へ通じる散策路を一緒に歩いてみましょう。
写真の中央に、縄文住居の茅葺屋根がちらちら見えています。
アカマツを伐採して明るくなったところでは、
シラカバなどの広葉樹の幼木がたくさん生えてきました。
木陰を作っているのは、ウワミズザクラなどです。
明るくなった林内では、ヤマツツジも元気になってきました。
散策路では木洩れ日と木陰が様々に現れます。
縄文住居が近くに見えて来ました。
残念ながら縄文住居は、現在、修繕中です。
夏休みにはリニューアルされる予定ですので、しばらくお待ちください。
散策路から南道路へ出ると、養命酒工場内遺跡の看板があります。
その他の林内散策路も、今後紹介して行きますので、ご期待ください。
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工場の玄関前です。
工場から記念館へ行く途中の橋の上の眺めです。
新緑の中に薄っすら白い花が咲いています。
これは以前、桜豆知識で紹介した、「ウワミズザクラ(バラ科)」です。
新緑がさわやかな健康の森へ、是非いらしてください。
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「クロユリ(ユリ科)」です。<山野草コース>
本来、高山植物であるクロユリは、中央アルプスの千畳敷などでは7月に咲きま
すが、里に植えると2ヶ月も早く咲いてしまいます。
これは、6年程前にこの山野草コースが開設された時に植えられたものです。
「クマガイソウ(ラン科)」です。<山野草コース>
名は袋状の唇弁を、平家物語に登場する熊谷直実の母衣(ほろ)に例えたとのこと。
「敦盛草(あつもりそう)」に対する「熊谷草(くまがいそう)」ですが、興味のある方は、
平家物語(古典でも小説でも良いです)の敦盛最期のくだりを読めば泣けます。
「バイカイカリソウ(メギ科)」です。<山野草コースや、工場から記念館への道沿いなど>
「ニガイチゴ(バラ科)」です。<林内>
いわゆるキイチゴの仲間です。
赤い実がなり食べられますが、苦味があってあまり美味しくありません。
「チゴユリ(ユリ科)」です。<山野草コースや林内>
まだ咲き始めですが、林内の日陰に群落を作ってたくさん咲きます。
「コウボウ(イネ科)」です。<山野草コース>
「なんだ、雑草じゃないか。」と言うなかれ。
「コウボウ」は「香茅」と書き、良い香りがする茅(かや)の意味です。
いわゆる、干し草のいい香りです。
私は手帳などに挟んで、甘い香りを楽しみます。
牛などの家畜のエサに混ぜると食欲が増すとか。
ハイジの干し草のベットの良い香りは、きっとこんな香りではないかと、私は思います。
「エンコウソウ(キンポウゲ科)」<ミズバショウ池>
水芭蕉池でかなり増えてきて、今後が楽しみです。
これからも、どんどん花が咲きますので、ご期待ください。
昨年の満開は5月7日、一昨年の満開は4月29日でしたが、
今年は、ここ数日の暖かさで今日、一気に満開になりました。
ここ「健康の森」に咲く山桜は、奈良県吉野山が有名な「ヤマザクラ 学名:Prunus jamasakura」
とは異なる、「カスミザクラ 学名:Prunus verecunda」という種類です。長野県などの寒冷な山地で、
霞のような白い花を咲かせます。葉の表面や葉柄(ようへい)、花柄(かへい)に細かい毛があることから
「ケヤマザクラ」の別名があります。ちなみに、長野県には「ヤマザクラ」はほとんど自生していません。
今、新緑と山桜が美しい「健康の森」ですが、様々な花が咲き始めましたので、
花情報もお知らせします。
「トウゴクミツバツツジ(ツツジ科) 東国三つ葉躑躅(つつじ)」です。
先日紹介しました「ミツバツツジ」は、雄しべの数が「5本」ですが、
この「トウゴクミツバツツジ」の雄しべの数は「10本」で、同じ仲間ですが違う種類の三つ葉躑躅(つつじ)です。
「シナノタンポポ(キク科)」です。お客様駐車場の芝地で咲いていました。
セイヨウタンポポとの見分け方は、別の機会に!
「フデリンドウ(リンドウ科)」です。お客様駐車場の芝地で咲いていますが、
とても小さいので見逃してしまいそうです。
「イカリソウ(メギ科)」です。山野草コースです。
「シロバナイカリソウ(メギ科)」もあります。
「ヒトリシズカ(センリョウ科)」です。山野草コースで見られます。
「シュンラン(ラン科)」です。山野草コースで見られます。
「クサボケ(バラ科)」です。木浴コース沿いや南道路沿いで見られます。
「ミツバツチグリ(バラ科)」です。木浴コースや林内で見られます。
「ヤマブキ(バラ科)」です。木浴コースや川沿いで見られます。
「ヤマブキ」が咲くと、山菜のタラノメがいい頃だと、大学時代に先生から教えていただきました。
「ハウチワカエデ(カエデ科)」です。道路沿いの林内でみられます。
紅葉が注目されるカエデですが、花もよく見るときれいです。
新緑と山桜、春の花が咲く「健康の森」でお待ちしております。
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