養命酒が運営する「くらすわ」の施設(諏訪湖のほとりにあります)の中には、
3つの緑地が作られています。
1つは、屋上庭園のテーブルにはめ込まれた「植栽マス」約100個。
あと2つは、施設内の露天階段の踊り場にある「信州の庭」と「生命の庭」です。
屋上庭園のウッドテーブルは、
太陽がサンサンと照りつけて
真夏の昼間は手を置けない程の熱さになる厳しい環境です。
なるべく自然にある緑で飾りたいと試行錯誤しながら作っています。
なんとか3年目を迎えました。
「植栽マス」には、いくつかのパターンがありますが、
これは、「クロモジ」、「コケ」、「ジャノヒゲ」、「コバギボウシ」などが使われています。
こちらは「ウツボグサ」、「シロツメクサ」、「アカツメクサ」などが使われています。
これは階段の途中の「信州の庭」です。
なるべく、駒ヶ根工場「健康の森」に自生する樹木を使っています。
開設時にシンボルツリーとして植えた「コハウチワカエデ」が、
冬の乾いた寒風の影響で枯れてしまったので、
この春に「コミネカエデ」、「ウリハダカエデ」、「マルバカエデ」を新しく植えました。
その他に「ノリウツギ」、「バイカツツジ」、「シモツケ」などが植えられています。
こちらは同じく階段の途中にある「生命の庭」です。
「クロモジ」、「メグスリノキ」、「ボタン」、「シャクヤク」、「イカリソウ」、
「オトギリソウ」などが植えられています。
昨年、諏訪湖畔の並木から飛んできた
「カツラ」の実生苗が根付いてしまったので、そのまま育てようと思っています。
なるべく自然の流れに逆らわず、
雑草でも地被植物として使えそうなものは無理に取らずに活かしています。
「ゲンノショウコ」や「ヘビイチゴ」などは、うまく地面を覆ってくれそうです。
健康の森にお越しの際は少し足をのばして「くらすわ」にもどうぞ。
緑地をちょっと眺めていただけると幸いです。