HOME > 健康レシピ > 【2018年2月号】 ひじきとブロッコリーのパスタ

ひじきとブロッコリーのパスタ


元気をつける食材で寒い季節もいきいき!


五臓の働きを補い、その中でも特に薬膳的に腎の機能を高めるといわれているブロッコリーは、生命力を高めるのによいとされています。ひじきは血を補うほか、その黒い色は薬膳では腎に働きかけ老化予防にもおすすめの食材です。まだ寒いこの季節、にんにくをしっかり効かせて体を温めれば、冬の風邪予防にも役立ちます。






 
材料 (2人分 )
長ひじき(乾燥) 16g
ブロッコリー 1/2株(140g程度)
スパゲッティ 160g
にんにく 2片
鷹の爪 1個分
オリーブオイル 大さじ2
少々
粗挽き黒こしょう 少々

作り方


1.たっぷりの水をはったボウルで長ひじきを洗って砂やごみを取る。
20分ほど水につけて戻したら、流水で洗って水気をよく切る。
2.ブロッコリーは小房にわけ、茎は皮をむいて適当な大きさに切る。
3.2ℓの熱湯に塩大さじ1と1/2(分量外)を入れたものにスパゲッティとブロッコリーを加える。3分後にブロッコリーだけ取り出す(スパゲッティは表示時間より1分短くゆでる)。
4.ブロッコリーを細かく刻む。
5.フライパンにオリーブオイルと包丁の背でつぶしたにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒める。
6.5.に4.と鷹の爪、水で戻したひじきを入れて、さっと炒める。さらに、表示時間より1分短くゆでたスパゲッティとゆで汁大さじ3を加えて手早く和え、塩と粗挽き黒こしょうで味付けをすれば完成。




レシピ:山根明子
調理師・国際薬膳師・フードコーディネーター。薬膳の考え方をベースにしたシンプルで体と心においしいレシピ作りをモットーに、雑誌や書籍を中心に活動。2015年から生まれ育った鳥取に帰り、現在は酒蔵で働きながら薬膳×発酵、食×酒の力でもっと人をワクワクさせる面白いことができないかと新境地を開拓中。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。