じめじめした梅雨時は体がむくんだり、気だるくなりがちです。しじみともやしを使ったスープは、体にたまった余分な水分を排出してくれるので、むくみや体のだるさを解消するのに一役。お腹を温めてくれるしょうがは、皮も加えることで利尿作用がさらにアップします。
|
|
1.しょうがの皮をむき、千切りにする(皮も使うので、捨てずにとっておく) | |
2.鍋に1)としじみと水、酒を入れて中火にかける(むいたしょうがの皮も一緒に入れる)。しじみの口が開いたら、アクとしょうがの皮をとり除く。 | |
3.2)にもやしと乾燥わかめを入れて、ひと煮立ちさせたら、薄口しょうゆ、塩、粗挽き黒こしょう、ごま油で味をととのえる。 | |
4.器に注ぎ、白ごまを指先で軽くつぶしながら入れたら完成。 |
国際薬膳師・調理師。日々の暮らしのなかで実践できる養生の場として「鳥の巣」を主宰。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵 女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)を上梓。 |