HOME > 健康レシピ > 【2012年12月号】 ひじきとほうれんそうの安眠スープ

体ポカポカ、気持ち穏やかで眠りを誘う ひじきとほうれんそうの安眠スープ


イライラを解消するカルシウムたっぷりのひじき!


背中や足が冷えて眠れない…。夜になるとグッと冷え込むこの季節、冷えが気になる方は、夕食にあたたかいスープを飲んで身体の中から温めましょう!冷えだけではなく、パソコンやスマートフォンなどの光やストレスで神経が高ぶることも不眠の原因になります。そんなときにも、気持ちを落ち着かせるメニューとしてぜひスープを。今回は、体を温めるショウガや、イライラを解消するカルシウムたっぷりのひじき、眠りを誘うといわれている牛乳などを組み合わせました。心も体も温まる快眠スープで、ぐっすり眠ってくださいね。


   
芽ひじき(乾燥) 10g
タマネギ 1/2個
ほうれんそう 3〜4株
しょうが 1かけ
ベーコン 3枚
バター 10g
300㏄
牛乳 300㏄
塩・こしょう 適宜

作り方


1.ひじきはたっぷりの水で戻し、ごみなどを取り除き水気を切る。 step01
2.ほうれんそうは、固めにゆでて水けを切り、3cmの長さに切る。
3.タマネギは粗めのみじん切りに、ショウガはみじん切りにする。 step03
4.ベーコンは1cm幅に切る。
5.鍋にバターを入れて弱火にかけ、とけたら玉ネギを炒める。
6.透明になったら中火にし、ショウガ、ひじき、ベーコンを加えて炒める。 step06
7.水を注ぎ入れ、沸騰したら2〜3分煮込む。
8.牛乳を入れて沸騰直前に火を止め、仕上げにほうれんそうを加えてできあがり。



食材のお話:ひじき

豊富なカルシウムと鉄分で安眠効果大!

ひじきには、精神をリラックスさせる効果が期待できるカルシウムが牛乳の約12倍も含まれています。カルシウムを効率よく働かせるミネラル、マグネシウムもたっぷり。また、鉄分も鶏レバーの6倍含まれています。鉄分の不足は血行不良からの冷えにつながるため、リラックスと血行促進をもたらす心強い味方といえるでしょう。一方、食物繊維やマグネシウムもたくさん含むので、デトックス効果も期待できます。


料理のお話:たっぷりの安眠食材をやさしいミルク味で

お好みの食材を入れてもOK

ひじきをはじめ、安眠を誘う飲み物の代表選手である牛乳、独特の香りがリラックス効果を生み出すタマネギ、そのほか身体を温めるショウガや疲労回復効果のあるベーコン、鉄分豊富なほうれんそうなど、快眠を助ける食材たちをやさしい味のスープにしました。今回は芽ひじきを使っていますが、長ひじきでも問題ありません。じゃかいもやニンジンを加えてもOK。ミルク味は、意外となんでも合います。冷蔵庫に野菜やハムなどが残っていたら、小さく刻んで入れてみてください。