HOME > 健康レシピ > 【2011年7月号】トマトおでん

夏野菜と香味野菜でほどよいクールダウン トマトおでん


体をクールダウンさせる夏野菜


夏に旬を迎える野菜は、概ね体を冷やす作用があります。冬はその逆で冬野菜は体を温めるといわれています。自然はうまくできていますね。ですから、暑い夏には体をクールダウンさせる夏野菜を積極的に食べましょう。夏野菜の代表といえば、トマト。そのほかきゅうりやピーマン、オクラ、しそやみょうがなど、これからおいしく、そして手に入りやすいものばかり。夏野菜で体の中から上手に冷やしましょう。


   
トマト 2個
オクラ 2〜3本
みょうが 1〜2個
大葉 2〜3枚
しょうが 1かけ
だし汁 300cc
みりん 小さじ1
大さじ1
しょうゆ 大さじ2

作り方


1.トマトはヘタを取り、反対側に十字の切れ込みを入れる。
2.トマトの湯むきをする。沸騰した湯に1のトマトを入れると皮が自然にむけてくるので、引き上げて冷水にとり皮を全部むく。 step02
3.だし汁に酒とみりんを加えて火にかける。
4.この間に薬味を準備。みょうが、大葉、しょうがは千切りにし、氷水につけてパリッとさせ、水気を切っておく。 step04
5.3のだしが沸騰したらしょうゆを加え2のトマトを静かに入れる。
6.再び沸騰したらオクラを加え、30秒ぐらいでオクラだけ取り出し輪切りにする。 step06
7.時々だしをかけながら引き続き5分ぐらいトマトを煮込む。
8.皿にトマトを盛り、だしを注ぎ、オクラ、香味野菜を添える。


食材のお話: トマト


夏野菜の代表選手は栄養面でも実力派


薬膳では、食材の性質を五つに分類する「五性」というものがあります。トマトの五性は「涼」。体の余分な熱を取る作用がある食べ物です。体液を作り体の乾きを癒すといわれているので、汗をかく夏にたくさん食べてほしい食材です。そのほか、すっぱい風味はクエン酸。梅干やかんきつ類にも含まれている酸で、胃液の分泌を促して食欲を増進させます。疲労回復にも効果があるといわれています。赤い色はリコピンといわれる色素で、老化を促進させる活性酸素を取り除きます。そのほかビタミンCやβカロテンなど、豊富な栄養素を含む実力派の野菜なのです。


料理のお話:夏のおでん


冷やして食べてもOK!洋風・中華風のアレンジも


老化防止によいといわれているトマトの色素「リコピン」は、熱を加えることでその働きがアップします。生で食べることが多い野菜ですが、火を加えるレシピも覚えておくと便利です。トマトをまるごとだしで軽く煮込むだけの簡単料理。生とは違うトマトのうまみが味わえます。キンと冷やしてもおいしいですが、その際は少ししょうゆを多めにするか、塩少々を足してください。今回はオクラや香味野菜をたっぷり使いましたが、ボリュームがほしいときには薄切りのお肉を入れても。また、黒こしょうとオリーブオイルをかけて洋風に、白髪ねぎとラー油で中華風にと、いろいろなアレンジができますので、オリジナルなトマトおでんを作ってみてください。