HOME > 健康レシピ > 【2011年2月号】スパイスたっぷりカレー鍋
一年で一番寒さの厳しいこの季節は、暖房や着ている物で暖まるだけではなく、身体の中から温まるようにすることが肝心です。温かい食べ物や飲み物はもちろんですが、「身体を温める効果のある食材」を上手に使うのがおすすめ。よく知られているショウガのほかに、ネギや根菜類、唐辛子など。大まかにいうと、冬に採れる作物は身体を冷やさないと覚えておくと便利です。今人気のカレー鍋も、血行を促進するスパイスをたっぷり使っているので冬の食卓にはぴったりです
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1.ショウガ、ニンニクはすりおろす。 | ![]() |
2.タマネギはくし型、ニンジンは斜め薄切り、ジャガイモは7㎜〜1cmの輪切り、キャベツはざく切りにする。 | |
3.鍋にサラダ油と1のショウガ、ニンニクを入れて弱火にかける。 | |
4.香りが出たら、Aのスパイスを加え混ぜながら炒め合わせる。 | ![]() |
5.香りが出たら、水600㏄と顆粒スープの素、水溶き片栗粉、塩少々を加える。 | |
6.ときどきかきまわしながら、沸騰させる。 | |
7.豚肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを入れる。 | |
8.キャベツを加える。 | |
9.しょうゆを加えて味を調える。 |
ターメリックは、二日酔い予防や肝臓が気になる人の強い味方として、ここ数年サプリメントやドリンクなどで見かける「ウコン」の別名です。インド原産のショウガの一種で、カレーの黄色はこのスパイスの色。カレー粉の原料やたくあんの色にも使われています。ショウガの仲間だけに、血行を促進する働きもあり、最近は抗酸化作用や美肌作用など多くの健康作用が注目されています。
ターメリック以外に数種類のスパイスを使ったカレー鍋です。ショウガやニンニク、唐辛子といったおなじみの「ポカポカ食材」も使います。スパイスをそろえるのが面倒なときは、カレー粉で代用してもOK。今回は、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、キャベツといった定番の野菜を使いましたが、大根やカブ、ゴボウなど、冷蔵庫にある季節の野菜を使ってください。肉も豚肉以外に牛肉や鶏肉、挽肉に代えてもおいしくできます。慣れてきたら、スパイスも好みのものをいろいろ加えて、自分だけの「オリジナルカレー鍋」を作ってみてください。お鍋の締めにはうどんや平麺を入れてもいいですし、ちょっと硬めに炊いたご飯を入れてチーズ(パルメザンなど。粉チーズでも可)をかけ、リゾット風にしても美味しいですよ!