HOME > 健康レシピ > 【2009年11月号】元気が出る!疲労回復弁当
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1.長芋・にんじんは、いんげんの長さ・太さに合わせてスティック状に切る。 | |
2.にんじんといんげんは、塩を入れた熱湯でさっとゆでておく。 | |
3.豚肉を少しずつ重ねて広げ、切った野菜を置きくるくると巻く。 | |
4.フライパンにサラダ油を熱し、3の巻いた肉を巻き終わりを下にして入れる。 | |
5.こんがり焦げ目がついたら、転がすようにして全体に焦げ目をつける。 | |
6.酒・みりん・しょう油を加え、煎りつけるようにころがしながらタレをからめる。 |
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1.さつまいもは、7mm〜1cm厚さの輪切りにし、水につけてアクを抜く。 | |
2.水気を切り鍋に入れ、オレンジジュースを加えて火にかける。 | |
3.さつまいもがやわらかくなり、オレンジジュースがなくなってきたら火からおろす。 |
緑黄色野菜と長芋を薄切りの豚肉で巻いたら、甘辛く煎りつけて、冷めてもおいしいお弁当用の味付けに。秋の味覚のさつまいもは、クエン酸を含むオレンジニュースで煮込みました。豚肉のビタミンB1とクエン酸の相互作用で疲労回復効果もアップします。この時期おいしい鮭は、ほかの魚と比べてたんぱく質の消化・吸収が優れているので、ぜひ加えてください。そしてエネルギー源になる炭水化物、ごはんもしっかりと。そのごはんには、体力増強成分、セサミンを含む黒ごまをトッピング。梅干のクエン酸も、疲れたからだには効果的。いろいろなものを組み合わせることで、さまざまな栄養成分を摂ることもできるし、彩りも鮮やかになります。
トレッキングやハイキングの楽しみのひとつがお昼ご飯だ、という人も多いようです。よく歩いたあとの適度な空腹感や、青空の下の清涼な空気なども、おいしく感じる要因でしょう。そんなお弁当に「おいしさ」プラス「疲労回復」の役目も加えてみました。豚肉や長芋、緑黄色野菜、梅干など、食材が持っている「元気のパワー」をいろいろ取り入れたお弁当です。
元気が出る食材といって、イメージするのはやっぱりお肉。とくに豚肉は、疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB1を牛肉の約10倍含んでいます。このビタミンB1は、糖質の代謝や神経の働きに関係している栄養素。筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸を取り除いてくれます。またビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える酵素の働きを助けるので、エネルギーを消耗するトレッキングなどにはぴったりの食材なのです。このビタミンB1を効率よく吸収するためには、クエン酸と一緒に摂るのが効果的。クエン酸はオレンジジュースや梅干などの「酸味」に含まれているので、豚肉と一緒に食べるようにしましょう。 他には、ビタミンB1の多い食材として知られている長芋。にんじんやいんげんなどの緑黄色野菜に含まれるβカロテンなども、体の機能を整える作用があるので、疲労回復には欠かせない成分です。