10年以上もここで森の手入れをしていますが、
今でも時々、初めての珍しい植物に出会うことがあります。
これは「ツチアケビ(土通草)」という、
葉も葉緑素も持たないラン科の植物です。
この果実がアケビに似ているからというのですが、
見た目から「森のウインナーソーセージ」と呼ばれることもあるとか。
菌類のナラタケと共生(一方的に利益を得る「偏利共生」!?)して
いるらしいです。
気が付くのが遅れて、刈り払い機で一部刈ってしまいました。残念。
切ってしまったので、割ってみると
中に茶色の小さい種子がたくさん入っていました。
多年草なので来年は是非、花の写真を撮りたいです。
いつもの場所に突然現れると、本当に驚いたり、感動したりしますね。