健康の森 BLOG

森林の将来象

2013.02.19 森林担当 やっしん



今回は、森林整備によって「養命酒健康の森」が目指す
森林の将来象について、少しお話ししてみたいと思います。

養命酒駒ヶ根工場の森は、これまで森林保護を基本的な考えとして、
昭和47年の工場開設以来、ほぼ手つかずのまま維持されてきました。

現在では、「お客様に対して、自然豊かで魅力ある森林を提供し、
癒しの場をつくる」を目的の一つとして、森林整備計画を立てて、
整備を進めています。


記念館周辺のアカマツ林を例に見てみましょう。

これまでのような、手入れ不足で鬱蒼とした森を整備して、
お客様が林内を歩きたくなるような、色彩豊で変化に富んだ魅力ある森へ
転換する計画です。

将来像のイメージを以下に示します。

将来像


現在は第一段階として、アカマツを中心に抜き切り伐採して、
林内に光を入れ、下層の広葉樹の生育を促す整備を進めています。
短期計画
「森はどう変わったか その1、2」で紹介しましたように、森林整備の成果は
確実に現れていると感じます。


長期計画では、5年程度を一区切りとした整備を繰り返して、20年後を目標にして
将来像に近づけて行きたいと考えています。
長期計画

「健康の森」が目標とする森林の将来像は、
自生樹種を活かした自然林型の針葉樹・広葉樹混交林で、
多様な森林空間を有する森林ということができます。

この続きは、またお話したいと思います。

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スタッフ紹介

  • カフェ担当のんたん
    食べることが大好き!!
    毎日スイーツに囲まれて
    幸せです。
  • 案内担当みっき~
    毎日自然に囲まれて
    いるせいでしょうか。
    ・・・のんびりやの私です。
  • 記念館担当ヨメ子
    森の小さな変化を探し
    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
  • 森林担当やっしん
    美しい森づくりに
    情熱を注ぐ、
    森のエキスパートです。