HOME > 名言集 > 【2006年12月号】快い眠りこそは、自然が人間に与えてくれたやさしい、なつかしい看護婦である。


名言集


快い眠りこそは、自然が人間に与えてくれたやさしい、なつかしい看護婦である。



シェークスピアは実在しなかった!?


世界で一番読まれている書物は聖書。その次に読まれているのが、シェークスピアの戯曲といわれています。『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リヤ王』の四大悲劇をはじめ、『ベニスの商人』『真夏の夜の夢』といった喜劇や詩集等も手掛け、人間の悲喜こもごもを丹念に紡いだ作品は、現在も多くの人を惹きつけて止みません。また、非常に謎めいた部分が多く、果ては「シェークスピアという人物自体、実在しなかった(哲学者ベーコン等が作品を仕上げた)」という説もあるほど。彼に対する研究はおよそ500年の時を経ても底がみえず、強い引力をいまだに発揮しつづけています。



眠り。それはこの世の饗宴における最高の滋養なり!!


かの英雄ナポレオンには「1日に3時間しか睡眠をとらなかった」という有名なエピソードがあります。また、音楽家のベートーヴェンも「寝る連中はどうかしている。私は死んでからタップリ眠る」との言葉を遺しています。どうも「偉人=短い睡眠」といったイメージを抱きがちではありますが、1日に10時間寝ていたとされる偉人も。アインシュタインやシェークスピアがその代表格です。『マクベス』の中には「心労のもつれた細糸をほぐしてくれる眠り、(中略)この世の饗宴における最高の滋養」との一節もあり、睡眠を良しとする彼の信念が見え隠れしています。近年、科学的に「眠り」が解釈されはじめ、睡眠の効能や睡眠障害の解明等、研究が進んでいます。どんなに忙しくとも、しっかり睡眠をとり、良いリズムで生活したいものですね。