HOME > 健康の雑学 > 【2009年2月号】冷え対策アイテム最前線
「冷え」に対抗するアイテムは年々改良が進み、今ではさまざまなタイプの冷え対策商品が販売されています。その主だったトレンドを今回はご紹介してみたいと思います!
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「腹巻」といえばフーテンの寅さんや天才バカボンのパパを思い起こす方も多いのでは?とりわけ若い世代にとって「していると恥ずかしい」イメージが蔓延していた腹巻きが、昨今はオシャレに変身。若い女性達の間でも人気を得ています。 以前、実家が旭川にある知人女性に話を聞いたところ、「冬はマイナス20度くらいになるのに、オシャレしたいから東京の女子高生と同じ格好で高校に通っていた」とのことでした。なかには吹雪なのにストッキングもはかずミニスカート&生足で過ごす女子高生もいたとか。涙ぐましい乙女の努力!そんな彼女らにとって「腹巻きはありがたい存在」だったそうです。 「冷え」を察知した身体は、自らを守るために血液を内臓、つまりお腹周辺に集める働きがあります。それゆえ手足などの末端部分に血液が行き届かずに、「冷え」の症状が現れます。冷えた手足を温めることも大切ですが、血が集まったお腹部分を温めることにより、身体は「充分温かい」と判断し、手足の先に血液を再び供給しはじめる、という理屈です。 最近の腹巻きは「インナー」として、腹巻きをしていることが外見からわからない薄手のタイプが主流。薄い分、保温性の高い布素材でカバーしています。また、お腹回りだけでなく、胸のあたりからお尻までを包み込むタイプやキャミソールと一体型のタイプ、毛糸のパンツと一体型のタイプ、布の中に備長炭などの素材を駆使したタイプなど、さまざまなバリエーションがあります。もちろんデザインも洗練されたものばかりです。 |
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