HOME > 研究員のウンチク > 【2007年12月号】題して、「潮騒をもとめて・R148」。


題して、「潮騒をもとめて・R148」。


長野県大町市から新潟県糸魚川市に至る国道148号は、 古くは信濃国に塩を運ぶ重要な街道で「塩の道」とも 呼ばれていました。「日本の道100選」にも選定される、 風光明媚なこの道の魅力を読者のみなさまにお届けします。



木崎湖


長野自動車道 豊科インターを降り、高瀬川沿いに進み、黒部ダムへの分岐点を経由して国道148号線にぶつかります。左手にヤマメとアマゴが自然交配した『木崎マス』や『犬神家の一族』のロケ地として有名な木崎湖を見ながら進むと、次に青木湖を通過して、遠くに長野冬季オリンピックで日本中を感動につつんだあの白馬ジャンプ競技場や北アルプスの山々が広がります。

この沿線にはヤナバスキー場、白馬八方尾根スキー場など数多くのスキー場がありますので、シーズンインした折にはふわふわのパウダースノーを体験してみてください。



北アルプスの山々


更に進んでいくと、ヒスイ峡入口の標識が目に飛び込んできます。このヒスイ峡奥には体長4mを超える浪太郎が生息していると噂される高浪の池があります。釣り竿のレンタルもあるそうなのでチャレンジしてみては如何でしょうか。



高浪の池


さて、更に進むと、右手丘の上に鉱物や化石などを多数展示したフォッサマグナミュージアムを見ながら国道8号線にぶつかり、終点の姫川港に到着します。

余談ですが、姫川にはサケが遡上するそうです。水中撮影も可能なデジカメを購入し、水中撮影しようと何度か足を運んだのですが残念ながら撮影には至りませんでした。毎週このルートを通い、姫川港を始め8号線沿いに広がる日本海のあちこちで釣りを楽しんでいます。

尚、姫川港ではアオリイカ、キジハタ、ヒラメ、タイ、アジなどいろいろ釣れ、シーズンにはホタルイカも取れますのでチャレンジしてみては如何でしょうか。




■浜崎 健二郎(養命酒中央研究所・主任研究員)
長野冬季オリンピックで日本中を感動につつんだあの『原○雅彦選手』に似ていると言われたことがあるのですが・・・・