HOME > 研究員のウンチク > 【2007年3月号】『風林火山』ゆかりの地 「高島城」
自宅のすぐ近くに諏訪市の観光名所の１つになっている高島城があります。
戦国時代に諏訪地方を治めた諏訪家が城主となった城で、現在放送されているＮＨＫ大河ドラマ『風林火山』に登場する悲劇のヒロイン「由布姫(ゆうひめ)」の故郷でもあります。由布姫は、自分の父・諏訪頼重を武田信玄に殺害され、仇となりながらも信玄の側室として生きた姫です。
高島城と冠木橋(かぶきばし)
高島城の天守閣は昭和45年に復興され、ゆかりの品が展示される観光の地となっています。
天守閣の上にある展望室から諏訪の街を一望することができます。
この放送に併せて周囲は補修され、冠木橋(写真)の手前もキレイになりました。
敷地内は高島公園となっていて、春は桜が咲き大勢の花見客で賑わい、市民にとっての憩いの場ともなっています。私も昨年ここで花見をしましたが、冬の公園の静けさとは打って変わって春色に染まった敷地でのんびりとした時間を過ごしました。
高島公園内 冠木橋付近
あたたかくなったら春の風に誘われて、信州・諏訪に訪れてみてはいかがでしょうか。
■坂本 円（養命酒中央研究所・総務担当）
信州も暖冬で、諏訪の凍みを覚悟していましたが思いのほか無事に過ごせました。でも、この温暖化は不気味なあたたかさですね。
