HOME > 健康レシピ > 【2018年4月号】 いかとじゃがいものバター炒め

いかとじゃがいものバター炒め


春のイライラ疲れにおすすめの簡単炒めもの


疲労のケアが期待できる食材を使った、簡単で満足感のある炒めものです。いかは、春にバランスを崩しやすい五臓の「肝」をケアするのに役立つ食材のひとつといわれています。じゃがいもは、胃腸を丈夫にして五臓の「気」を補う働きがあるとされています。春からの新しい環境で気疲れやイライラを感じている方におすすめの一品です。






 
材料 (2人分)
いか 1杯
じゃがいも 2個
パセリ 適量
塩・粗挽き黒こしょう 少々
バター 8g
オリーブオイル 大さじ1

作り方


1.じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま8等分のくし切りにし、ラップをかけ、レンジ(500W)で竹串がすっと通るまで7分ほど加熱する。
2.いかの足を引っぱって内臓を引き出し、軟骨を取って中を水洗いする。胴とえんぺらを1cm幅の輪切りにし、足の吸盤を取り除いて食べやすい大きさに切り分ける。
3.フライパンにオリーブオイルをひき、1.を炒めて両面にこんがり焼き色がついたらいったん皿に取り出す。
4.フライパンに2.を入れて炒める。
5.いかの色が変わったら、フライパンに3.とバターを加え、塩と粗挽き黒こしょうをふり、全体を混ぜ合わせる。器に盛り、パセリのみじん切りを飾る。




レシピ:山根明子
調理師・国際薬膳師・フードコーディネーター。薬膳の考え方をベースにしたシンプルで体と心においしいレシピ作りをモットーに、雑誌や書籍を中心に活動。2015年から生まれ育った鳥取に帰り、現在は酒蔵で働きながら薬膳×発酵、食×酒の力でもっと人をワクワクさせる面白いことができないかと新境地を開拓中。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。