HOME > 健康レシピ > 【2016年11月号】 根菜たっぷりいわしのつみれ汁

根菜たっぷりいわしのつみれ汁


秋の夜長にうるうるぽかぽか


冬が近づき、風邪やインフルエンザが気になる季節になってきました。元気の「気」を補ってくれるいわしと、風邪の予防に良いとされるごぼうや大根などの根菜をたっぷりいただける温かいつみれ汁はいかがでしょう。大根などの白い食材は、五臓の肺を養生します。






 
材料 (4人分)
いわし 6尾
250g(正味)
ごぼう 70g
大根 130g
長ねぎ 5cm
4カップ
出汁昆布 10cm
七味唐辛子 お好みで
A)
大さじ1
片栗粉 大さじ2
味噌 小さじ2
生姜汁 大さじ1
B)
少々
薄口しょうゆ 大さじ2と1/2
大さじ2

作り方


1.ごぼうは皮を削いでささがきにし、軽く水にさらしアクを抜く。大根はいちょう切りにする。長ねぎは芯を取って千切りにし、水にさらす。芯はみじん切りにする。
2.いわしは頭を切り落とし、内臓を取り出したら水洗いをする。さらに手開きで骨を取り除き、皮をむいて一口大に切る。
3.フードプロセッサに2)とA)、長ねぎの芯のみじん切りを入れ、すり身状になるまで混ぜる。
4.鍋に湯をわかし、3)を八等分にし、一口大に丸めたものを湯の中に落とし、浮いてきたら鍋からあげる。
5.鍋に水と出汁昆布を入れ、30分おいてから火にかける。煮立つ前に昆布を取り出し、1)を入れて弱火でやわらかくなるまで、アクを時々取りながら12分ほど煮る。
6.5)に4)のつみれを戻し、3分ほど加熱したらB)で味付けをする。
7.器に盛りつけて千切りにした白髪ねぎをのせ、お好みで七味を振る。




レシピ:鳥海明子
国際薬膳師・調理師。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子(著)・邱紅梅(中医学監修)を上梓。