HOME > 健康レシピ > 【2011年8月号】バナナ白玉の豆乳汁粉
節電が話題になっている今年の夏。クールビズや緑のカーテンだけでなく、食べるもので体の中から涼しくするのもひとつの方法です。今月の特集でもご覧いただいたように、薬膳、ひいては東洋医学の世界では、体を温める「温」「熱」と体を冷やす「涼」「寒」、どちらでもない「平」に食材を分けています。この「涼」「寒」に属する食材を取り入れれば、体の熱をとることができるといわれています。夏に旬を迎える食材や南国の食材は、概ね体を冷やすと覚えておけばいいでしょう。南国育ちのバナナはその代表。手軽にできる冷たいデザートで、夏のティータイムを楽しんでください。
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1.牛乳に三温糖を加え、レンジで20秒ほど加熱し三温糖を溶かす。 | |
2.豆乳を加えてよくまぜ、冷蔵庫で冷やしておく。 | |
3.バナナはフードプロセッサーでペースト状にする。 ※フードプロセッサーがない場合は、大きめのフォークなどでつぶす。 |
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4.3に白玉粉を入れ、混ぜる。 | |
5.4に水を少しずつ加えながら、よく練り、耳たぶの堅さぐらいにする。 | |
6.ひと口大に平たく丸め、まん中を軽くへこませておく。 | |
7.沸騰した湯に6を順次入れ、浮き上がってきたらさらに1分ほどゆでる。 | |
8.ゆで上がったものを氷水に取り冷やし、水気を切る。 | |
9.器に8の白玉を盛り、冷えた2のミルクを注ぎ、ミントを飾る。 |
バナナは「寒」に属する食材。体を冷やすだけではなく、エネルギー効率が高くビタミンやミネラルもたっぷりなバナナ。ブドウ糖・果糖・ショ糖・でんぷんなど糖質の種類が多様なので、食欲がなくなりがちなときのエネルギー不足をカバーします。余分な水分を出すカルシウムや疲労回復を助けるビタミンB群やビタミンCも豊富。朝食にも適しているので、この季節にぜひ常備してほしい果物です。表面に出てくる黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれ、甘味が増してきた証拠。このときが一番の食べ頃です。