HOME > 健康レシピ > 【2010年9月号】カリカリじゃこのジュッ・サラダ
夏の薬味として欠かせないみょうがや青しそ、夏野菜の代表選手のきゅうり、ピリッとした辛みのかいわれや長ねぎ。いつもは脇役になりがちな野菜の、香りや辛味を存分に楽しめるサラダです。アツアツの油をかけると、ジュッというおいしそうな音がして、演出効果もバッチリ。ホームパーティに覚えておくと、注目を集める一品になります。
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1.みょうが、青しそ、きゅうり、長ねぎはそれぞれ太めの千切りにする。 | |
2.かいわれは根元部分を取り除く。 | |
3.1と2を冷水を張ったボウルに入れてシャキッとさせ、全体に混ぜる。 | |
4.水をよく切り皿に盛り、ポン酢をまわしかける。 | |
5.フライパンにちりめんじゃことごま油を入れて弱火にかける。 | |
6.じゃこが色づき、薄く煙がたってきたら、4にまわしかける。(ジュッと音がします。ヤケドに注意してください) | |
7.全体を混ぜていただく。 |
日本原産でほかの国ではあまり食べられていないみょうがは、夏が旬。独特の香りと苦味が食欲を増進させるので、食欲不振が引き起こす夏バテ予防に欠かせない薬味です。熱を冷ます作用や解毒作用もあるといわれ、昔から重宝されてきました。「みょうがを食べると物忘れをする」といいますが、まったくの迷信。逆に、精油成分が大脳皮質を軽く刺激して、ぼーっ!とした頭をシャキッ!とさせる作用が期待できます。
ちりめんじゃこの風味のついた熱い油をかけることで、野菜にコクをプラスし、みょうがやしそなどの香味野菜の香りを際立たせるサラダです。油は煙がたつほど熱いものをかけるのが鉄則。ぬるいままかけると油っぽく仕上がってしまいますので注意してください。野菜は、水菜や大根など生で食べられるものならなんでもOK。じゃこの代わりに、にんにくをスライスしたものやベーコンを小さく切ったものを使うと、また違った味わいになります。