HOME > 健康レシピ > 【2008年5月号】きのこの簡単マリネ
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1.にんにくはみじん切り、唐辛子は種をとっておく。 | |
2.きのこは食べやすい大きさに切る。 | |
3.マリネ液を合わせておく | |
4.フライパンにオリーブオイルと1のにんにくと唐辛子を入れて弱火にかける。 | ![]() |
5.香りが出てきたら中火にして2のきのこを入れて炒める。 | ![]() |
6.大きく混ぜながら炒め、塩をふりさらに炒める。 | |
7.カサが2/3ぐらいになってスープが出てきたらこしょうで味を調え、熱いうちにスープごとマリネ液に漬ける。 | ![]() |
8.みじん切りにしたパセリをふる。 |
多くの樹木が生息している森。そこにはたくさんの動植物が息づいています。きのこも例外ではありません。昨今は栽培ものも多いですが、きのこがもともと生まれ持っている香りや味わいは、まさに森の恵みです。
昔から世界中で食べられているきのこ。食用にできるものは、現在確認されているだけでも2000〜3000種類といわれています。日本でも多くのきのこを食用にしてきました。しいたけやしめじ、松茸といったおなじみのものから、最近は山伏たけやエリンギ、国産のマッシュルームなど店頭で気軽に買えるきのこの種類が豊富になってきています。本来は秋が旬ですが、栽培ものが多く流通しているので年中手に入ります。
低カロリーで食物繊維が豊富だということは良く知られていますが、最近では、その機能性も注目されてきました。たとえば、しいたけはがん予防に有効とされるビタミンB2や冷えを防ぐナイアシンが含まれていますし、まいたけに含まれるβ-グルカンには、低下した免疫機能を正常に戻す働きがあることがわかってきました。
調理するときは、水洗いすると旨味が逃げてしまうので、なるべく乾いたペーパーなどで汚れを落とす程度にするのがコツです。
ザザッと炒めて漬けるだけ。思いついたらすぐにできるマリネです。今回使ったきのこ以外でも、しめじやえのきなどでもおいしくできます。お好みのもので試してみてください。ポイントは、歯ごたえを残しながらもしっかり炒めること。炒めることで、きのこから旨味たっぷりのスープが出てきます。これも一緒に漬け込むので、マリネ液はシンプルに。ホワイトビネガーに入れる砂糖の量はお好みで調節してください。