HOME > 健康レシピ > 【2007年6月号】バナナのハニーソース
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1.なつめとはちみつでヘルシースイーツ | ![]() |
2.戻したなつめは種を取り除き、荒く刻む。 | ![]() |
3.テフロン加工などのフライパンに刻んだなつめを入れて弱火〜中火にかける。 | ![]() |
4.甘酸っぱい香りがしてきたら、はちみつ、ココナッツミルク、戻し汁(大さじ2)を加える。 | |
5.混ぜながらとろみが出るまで煮詰め、好みでレモン汁を加える。 | |
6.バナナは皮ごとグリルや網で焼く。 | ![]() |
7.焼いたバナナを食べやすい大きさに切って皿に盛る。 | |
6.上から5のソースをかける。 | ![]() |
春のおだやかな日差しから、徐々に夏の日差しへと変わるこの時期。冷たい飲み物やデザートに、ついつい手が伸びることも多くなってきます。しかし、からだの奥はまだ夏仕様になっていないかも。
冷たいものに刺激されて、胃腸が弱ったり体の芯が冷えてしまったり。なんとなく体がだるいと感じるのは、弱った胃腸や冷えが原因かもしれません。冷たい食べ物や飲み物はなるべく避けたほうが賢明です。また、夏の果物や野菜にも、体を冷やす作用があるので、季節を先取りした「すいか」や「なす」などは、冷え性が気になるひとは暑くなるまで我慢しましょう。
また、これから始まる梅雨、そして夏に向けて、心も体もパワーを充電しておく必要があります。
日本ではあまりなじみのないなつめですが、中国ではポピュラーな果樹。甘酸っぱくて果肉が多いなつめですが、日本では乾したものが一般的です。
漢方では、血を補う作用があるとされていて、血液の循環を助け、体を温める作用があります。貧血や生理痛、生理不順など、多くの女性の悩みに効果があると言われていますので、女性にとっては、救世主のような食材。甘く煮たドライフルーツとしても売られているので、お茶請けなどにもおすすめです。
一方はちみつも体によいことで知られている食材。甘みは果糖とブドウ糖、そのほか麦芽糖やオリゴ糖、ミネラル、ポリフェノールなども含んでいます。
殺菌作用もあるので、梅雨の時期のデザートには、砂糖よりもはちみつがおすすめです。
なつめは、乾燥状態なので戻してから使います。きざんではちみつやレモンを加えて火にかけると、ソースのできあがり。ソースが余ったら、ヨーグルトに混ぜたりパンにのせたりとアレンジが可能です。冷蔵庫に入れて保存することを忘れずに。
バナナは、腸の働きを整え、便通をよくしてくれる食材。便秘に悩む人にはぴったりなのですが、南国の果物なので、どうしても体を冷やしてしまいます。冷えが気になる人は熱を加えていただきましょう。皮ごとこんがり焼くと、甘みも増して、いつもと違った食感も楽しめます。
また、はちみつは、商品によって甘みがかなり違うので、最初は少なめに入れて、味見をしながら加えていくようにしてください。