■生地の材料
■タレの材料
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1.ニラは3〜4センチ長さのザク切りに、長ネギは3〜4センチ長さに切って太めの千切りにする。 | |
2.生地を作る。玉子を溶き、ほかの材料を合わせてよく混ぜる。 | |
3. 2に1を入れてざっくり混ぜる。 | |
4.熱したフライパンにオリーブオイルを引き、3を流し込む。 | |
5.形をすばやく整え、固まってきたら裏返し両面を焼く。 | |
6.タレの材料をよく混ぜ、焼きあがった5に添える。 |
お正月を過ぎて、ほっと一息。手間がかからず、さっとできるおつまみを覚えておけば重宝します。とくに寒さが厳しくなるこの季節、体を温める食べ物を積極的にとり入れることが大切です。
体を温めるというと、鍋や麺類、汁物などの熱々料理を思い浮かべる人が多いと思いますが、調理法だけではなく、素材そのものにも「体を温める効果」があるのです。野菜ではねぎやニラがその代表選手。そのほか大根やごぼうなども体を温める効果があります。
大雑把にいうと、冬に採れる作物は体を温め、トマトやきゅうりなど夏の作物は体を冷やす作用があります。うまくできていますね。だから、旬のものを食べるのは、おいしいだけではなく、からだにとってもいいことなんです。
ニラもねぎも独特の香りを持つ野菜。
この香りの成分はニンニクやたまねぎにも含まれる「硫化アリル」という物質で、交感神経を刺激して体温を上昇させ、抵抗力をつける効果もあるとされています。また胃腸の消化を助けるので、お正月に酷使した胃にもいいですね。また、何度でも収穫できる生命力の強さを誇るニラには、粘膜を保護するカロテンが多く含まれています。
一方ねぎの白い部分はビタミンCが豊富。このビタミンCも風邪の予防に効果的。風邪をひいたときにはねぎみそ。
そんな昔からの知恵袋は、理にかなっているといえますね。ですからこのふたつの野菜は、この時期に積極的にとりましょう。
韓国のお好み焼きといわれるチヂミ。
溶いた粉と具を混ぜて焼くだけのとても簡単な家庭料理です。海鮮やキムチを入れるパターンもありますが、今回はシンプルに野菜だけ。
熱を加えると独特の甘みがでるねぎとニラのおいしさをシンプルに味わいましょう。生地にはニンニクを入れ、タレには唐辛子から作る「コチュジャン」を使っているので、ニラ&ねぎのぽかぽか効果がさらにアップします。
また、粉の分量も少なめなので低カロリーでヘルシー。ちょっと小腹がすいたときなどにもササッと作れるメニューなので、基本の分量を覚えておきましょう。
残っている肉や野菜、魚介を入れてもおいしいので、冷蔵庫の大掃除をしながら、オリジナルなチヂミを作ってはいかがですか?