HOME > 健康レシピ > 【2009年2月号】えびとニラの身体ポカポカ炒め
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<えび下味>
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1.むきえびは背わたを取り、下味の材料をまぶしておく。 | |
2.ニラは4cmぐらいの長さに切り、長ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。 | |
3.中華鍋(もしくはフライパン)にサラダ油としょうが、にんにくを入れて弱火にかける。 | |
4.香りが出てきたら、火を強めて長ねぎを加える。 | |
5.えびを入れて炒め合わせる。 | |
6.色が変わったらニラを加える。 | |
7.すぐに紹興酒を入れて手早く炒め、塩で味を調える。 |
漢方の世界では、食材にはからだを冷やすものや温めるものがあると考えられています。温めるといっても、お腹の冷えを解消するものや血液の流れを良くして身体を温めるなど、その作用はいろいろ。いろいろな「温める」力を取り入れることで、冷えを解消できます。運動して筋肉を温め、食べたもので身体の中からも温めて。暖房や厚着だけに頼らない冷え対策を、してみませんか?
世界で一番日本人が食べていると言われているえび。おめでたい食材としてお祝いにも欠かせないものです。漢方では「温」「肝」の食材として知られ、身体を温め肝臓を丈夫にする働きがあるとされています。「タウリン」という成分を多く含み、これは疲労回復やコレステロールを減少させる作用があるといわれているので、運動のあとの食事に、ぜひ取り入れたい食材です。
えびのほかに、ビタミン豊富でお腹を温めるニラ、そして冷え対策食材としてはおなじみの、しょうがやにんにく、長ねぎ。最後にこれも身体を温める紹興酒を加え、冷えをシャットアウトして、身体ポカポカ度満点!強力な組み合わせの炒め物です。香味野菜の香りが効いているので、味付けは塩だけでシンプルに。えびは片栗粉をまぶすことで、プリプリ・つるんとした食感に仕上げます。材料をすべて切りそろえて準備し、一気に炒め合わせるのが、おいしく仕上げるコツです。