疲れをためない生活習慣を

年齢と共に「気」は徐々に減っていき、疲れやすい体になります。
疲れ対策は、「気」を不必要に減らさず、食事や睡眠を通して「気」を補うことがポイント。
疲れに直結している「気」に焦点を当てながら、毎日の生活で心得ておきたいことをご紹介します。

規則正しい生活で「気」を補い、整え、巡らせよう

朝 起床時間を一定にする

朝は1日の生活リズムを整える大事な時間。
毎日決まった時間に起床し、朝日を浴びると体内リズムが整います。

昼 リラックスして過ごす

日中は「気」を巡らせることを心がけましょう。
疲れやストレスをため込まないためにも、
体を動かしたり、上手に気分転換をしたりする時間をつくりましょう。

夜 体を動かしてめぐりをよく

夜はリラックスして過ごし、気を整えましょう。
快眠のためにも、食事は寝る3時間前に済ませましょう。

生活習慣を見直す3つのコツ

暮らしのコツ

質のよい睡眠で「気」を補い、その日の疲れはその日のうちに解消。
疲れをため込まないことが大切です。
「気」を巡らせる運動も習慣にしましょう。
ただし、やりすぎると逆に「気」をすり減らしてしまうので、疲れすぎないよう、ほどほどの運動にとどめましょう。

十分な睡眠

ぬるめのお風呂

適度な運動

閉じる

食事のコツ

睡眠と共に、食事も「気」を補うものです。
腹八分目を基本に胃腸に負担をかけず、旬の食材をバランスよく取り入れた「食養生」を心がけましょう。

薬膳の知恵五味五性季節の食べ物

閉じる

リフレッシュのコツ

怒りすぎる、憂いすぎるなど、感情の度合いがすぎると、関連する「五臓」にダメージを与え、不調を招いてしまいます。
「気」を整えるためにも、自分なりのリフレッシュ法をもち、感情をコントロールしましょう。

香りでリフレッシュ

楽しめる趣味

腹式呼吸でリラックス

楽しいことの後には、「気」を補う調整期間を設けましょう

旅行やイベントといった非日常的な出来事は、楽しいけれど日常からの「変化」を伴うもの。
変化への調整は加齢と共に時間がかかるようになり、「心はリフレッシュしたのに、体は疲れる」といった状態も起こり得ます。
旅行やイベントの後には休息をとり、「気」を調整する期間を設けるようにしましょう。

閉じる