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「冷え」対策レシピ特集!


今月はいつもよりもボリューム増で、「冷え」対策レシピ特集を組んでみました。カラダを温める食材を駆使した鍋料理とスープ、そしてデザート、計3つのレシピを公開!ぜひ献立にお役立てください。


しょうが、にんにくやスパイスを駆使!


エコな暮らしにもつながる、ポカポカメニュー


寒さが一段と厳しくなるこの季節は、暖房や重ね着だけではなく、カラダの中から温める食事も大切。温かいものを食べたり飲んだりすれば、お腹の中から温かくなるのはご存知の通り。さらにその効果を上げるために、カラダを温める作用のある食材を使ったものを食べるように心がけましょう。
とりわけ、根菜など冬に採れる野菜は、基本的にカラダを温める作用があります。なかでも、しょうがやにんにく、ねぎなどの香味野菜やスパイス類は、冷えを解消する優秀な食材です。カラダを中から温めることができれば、暖房温度が低めでも大丈夫。エコな暮らしに一役買うこともできます。それではさっそく、ご紹介しましょう!



薬膳風カレー鍋


   
鶏もも肉
(ぶつ切り)
300g
キャベツ 1/4個
ニラ 1束
たまねぎ 1個
じゃがいも 2個
しめじ 1パック
しょうが 1かけ
にんにく 4かけ
唐辛子 1本
鶏がらスープ 1000cc
大さじ2
カレー粉 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
        <合わせスパイス>
シナモン 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1/2
クミンシード 少々
荒挽き黒こしょう 小さじ1/2

作り方


1.キャベツはざく切り、ニラは4cm長さ、たまねぎはくし形、じゃがいもは一口大に切り、しめじは石づきをとってほぐす。 step01
2.にんにくは薄皮をむき、しょうがは薄くスライス、唐辛子は種を取る。
3.合わせスパイスはすり鉢などで粗めに砕き、お茶パックなどに入れておく。
4.鍋に鶏がらスープと酒、2と3を入れて沸騰させる。
5.カレー粉、しょうゆ、みりんを加えて鶏もも肉、じゃがいもを入れる。 step05
6.再び沸騰したら、残りの野菜を入れて煮ながらいただく。


人気のカレー鍋にスパイスをたっぷりと


みんな大好きなカレー味で野菜がたくさん摂れると、今年家庭で人気の鍋料理のひとつになっている「カレー鍋」。カレーそのものにもいろいろな種類のスパイスが入っているのですが、さらにスパイスをプラスして、よりパンチの効いたスパイシーな味に仕上げました。しょうがやにんにく、ニラといったカラダを温める食材を入れることで、ポカポカ度がさらにアップします。今回は鶏肉やキャベツなどを使いましたが、野菜や肉は、冷蔵庫に残っているものでOKです。豆腐や揚げを入れてもOK。食べ終わったあとのスープは、うどんを入れたり、ごはんを入れてチーズをふってチーズリゾットにしたり。旨味のしみこんだスープを、最後まで楽しんでください。



今月の食材1:スパイス


八角、クローブ、黒こしょうなどを合わせて


八角はスターアニス、クローブは丁子(ちょうじ)という別名でも知られています。いずれも漢方薬として使われているもの。北京ダックなどの香りでおなじみの八角は、冷えの解消のほか、喉の炎症を抑えたり消化を促進させたりといった作用もあります。また、クローブは胃腸の調子を整えてカラダを温める作用があります。黒こしょうは、新陳代謝を活発にして血液循環をよくする作用、同じく新陳代謝を活発にする、カプサイシンを含む唐辛子。このようにいろんな作用でカラダを温めるスパイスを合わせることで、効率的にカラダを温めることができます。


白菜のしょうがスープ


   
白菜
(小さめのものなら)
1/4個
長ねぎ 1/2本
しょうが 1かけ
にんにく 1かけ
ベーコン 2〜3枚
600cc
ごま油 大さじ1
オイスターソース 小さじ1
塩・こしょう 適宜
        <水溶き片栗粉>
片栗粉 大さじ2
大さじ2

作り方


1.白菜は1cm幅に、ベーコンは7ミリ幅に切る。
2.長ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。
3.中華なべか深めのフライパンにごま油と2を入れて弱火にかける。 step03
4.香りがたってきたら大きく混ぜて炒める。
5.水と白菜を加えて、沸騰したらベーコンを加える。 step05
6.白菜がしんなりしたら、オイスターソースと塩・こしょうで味をつける。
7.火を止めて水溶き片栗粉を加え、大きく混ぜる。


旬の白菜を合わせて、熱々のスープに


白菜も冬においしい野菜です。この白菜とねぎを合わせ、カラダを温めるにんにくやしょうがもたっぷり入れて、寒い日にぴったりの熱々スープに仕上げました。ベーコンやオイスターソースは旨味がたっぷりあるので、だしいらずの便利な食材です。水溶き片栗粉でとろみをつけているので熱が逃げにくく、熱々の状態を長く保てます。



今月の食材2:長ねぎ


カラダを温める野菜の代表選手


一年中店頭に並んでいますが、実はねぎの旬は冬。寒くなるほどにおいしくなる野菜です。独特のツンとくる匂いのもと「アリシン」という成分は、血行を良くする作用があります。「風邪の引き始めに、ねぎとしょうがのみじん切りに味噌を合わせ、熱湯を注いだものを飲むといい」「喉が痛いときは焼きねぎ湿布」「刻みねぎと梅干しを入れた熱いお湯を飲むと熱が下がる」という民間療法は、昔からの知恵。また、ねぎに含まれるイオウの鎮静効果は不眠にも効果があるので、睡眠が必要な風邪のときに、ぜひ摂りたい食材です。


ジンジャー紅茶プリン


   
紅茶
(リーフ)
5g
熱湯 60〜70t
牛乳 200cc
砂糖 20g
しょうが
(すりおろし)
1かけ分
クローブ 3本
シナモン 1本
ナツメグ ひとつまみ
卵3個  

作り方


1.温めたカップに紅茶を入れ、熱湯を注ぐ。皿などでふたをし、5分ほど蒸らす。 step01
2.茶こしなどでこしておく。
3.鍋に2の紅茶と牛乳、砂糖、しょうが、クローブ、シナモン、ナツメグを入れて弱火にかけ、軽く温める。
4.ボウルに卵を割りいれ、ほぐす。
5.4に少しずつ混ぜながら3を加え、ざるなどで漉す。
6.ココットなどの耐熱の器に流し込み、熱湯を張った天板に並べ、160度で30分蒸し焼きにする。
※天板が浅い場合は、耐熱容器などにお湯を張って代用する。
step06
7.その後10分ほどむらし、あら熱が取れたら、冷蔵庫に入れる。


デザートも、しょうがとスパイスでカラダポカポカ


スパイシーな濃い目のミルクティー。インドでポピュラーなチャイをプリンにしたら、きっとこんな味になるのでは?しょうがだけではなく、シナモンやナツメグ、クローブといった、カラダを温めるスパイスを入れて軽く煮出したミルクティーに、卵を混ぜて蒸し焼きにしました。紅茶は、お好みのものを。スパイスもカルダモンやクミンなど、好きな香りのものを選んで入れてください。コツは、スパイスを加えた牛乳を温めすぎないこと。熱すぎると、卵がうまく混ざりません。



今月の食材3:しょうが


古くから生薬として使われる漢方食材


しょうがは和食から洋食、中華料理やエスニックまで幅広く使われている食材。一方で「しょうがは百邪を防御する」と古書にあるほど、古くから生薬として利用されています。新陳代謝を促し、体を温め、冷え性、せき、腰痛、腹痛などに効果があるといわれていて、食欲増進、発汗、去痰、消炎、保温作用なども。しょうが湯を風邪の引き始めに飲むのは、その一例です。




寒さから身を守るホットドリンク


寒い季節には世界の国々それぞれのお国柄に応じた飲み物があります。
飲み物に添えられる砂糖、ジャム、ハチミツなどの甘味については、寒さ対策に役立っているのでは?と考えられます。

寒さから身を守るホットドリンク