養命酒ライフスタイルマガジン

健康レシピ

りんご甘酒のデザート

旬のりんごの風味に癒やされて

体を潤し疲労回復が期待できる甘酒と、胃腸の働きや咳(せき)・痰(たん)、喉の渇きの改善に役立つとされるりんごを使った、秋の簡単デザートです。旬のりんごとシナモンが香り、一口食べるとホっとする優しい風味は、子どもにもおとなにもおすすめです。

材料 (2人分)

甘酒 1カップ
干しぶどう 少々
シナモンパウダー 少々
りんごピューレ)作りやすい分量
りんご* 1個
レモン汁 大さじ1/2
1/2カップ

*紅玉はりんごピューレがピンク色に仕上がるのでおすすめ

作り方

. 塩(分量外)でりんごの皮を磨いてからよく洗って皮をむく(皮は捨てずにとっておく)。実はイチョウ切りにして軽く塩水にさらす。

. 鍋にりんごピューレの材料(皮も)を入れ、ふたをして弱火でりんごがやわらかくなるまで煮込む。

. 皮を取り出し、へらなどでりんごの実をつぶしてピューレ状にする。

. 温めた甘酒を器に注ぎ、お好みの量のピューレをのせたら、干しぶどうを飾り、シナモンパウダーをふりかける。

料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。