健康レシピ
なすのキャビア
余分な熱をとってくれる夏のおつまみ
夏の陽射しを浴びて、体内にたまった余分な熱を冷まし、むくみや血の滞りの解消にもよいなすを使った旨味たっぷりのペーストは、種のツブツブ感から、キャビアにたとえられ、お酒飲みにはたまらない簡単おつまみです。にんにくと香菜を加えることで、お腹の冷え過ぎを防ぎ、食欲増進効果もアップ。トマトは、口の渇きを鎮め、暑気あたり防止にも役立ちます。
材料(作りやすい分量)
なす | 3個 |
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アンチョビ | 3枚 |
にんにく | 1片 |
オリーブオイル | 適量 |
塩 | 少々(お好みで) |
粗挽き黒こしょう | 少々 |
香菜 | 適宜 |
プチトマト | 適宜 |
カナッペ用クラッカー | 適量 |
作り方
1. なすは、へたのまわりにぐるりと包丁で切れ目をいれ魚焼きグリルなどで真っ黒になるまで焼く。
2. 1)の皮をはいで、中身を荒みじん切りにする。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを加えて弱火にかけ、にんにくのいい香りがしてきたら、中火にして2)とアンチョビを加えて炒め、粗挽き黒こしょうをふる。
4. 3)と香菜のみじん切りを混ぜて味見をし、塩気がたりないようなら、少しの塩を加えて混ぜる。
5. カナッペ用クラッカーの上に4)を適量のせたら、へたをとって半分に切ったプチトマトを飾り器に盛れば完成。
鳥海 明子(とりのうみあきこ)先生
国際薬膳師・調理師。日々の暮らしのなかで実践できる養生の場として「鳥の巣」を主宰。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵 女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)を上梓。