養命誌の運命やいかに…!?
みなさんどうもこんにちは〜!
ビン腕編集長のビンです。
今日は、な、な、なんと、月刊養命誌を上司へプレゼンする日なのです!
う〜…緊張して口からウコンが飛び出しそう…。
でも、今日は頼りになる副編集長のハコさんもついてきてくれています。
いつも以上にキリッとした2人で、皆さんの期待を背負って頑張ってきますよ〜〜〜!
えいえいお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コンコン
- 上司
どうぞお入りください。
- ビン
今回、ボクが提案したいのは、ファンの皆さまに養命酒の魅力を最大限お伝えできるような雑誌「月刊養命誌」です!! - 上司
ほうほう。この月刊養命誌にはどのような企画があるのですか? - ビン
はい!ボクの密着24時、ボクの着回しコーデ、ボクの… - ハコ
そっその他にも養命酒のふるさとである「駒ヶ根の旅」などの企画も考えております! - 上司
……。
この場合の予算は?費用対効果は? - ビン
……。 - 上司
ビジネスは自己満足じゃあだめなんだよ。
もっと現実を見たほうがいいんじゃないか?
マーケティング部としてちゃんと考えているのか?
そもそもの考え方が…
くどくどくどくどくどくど…
(1時間後)
ということだよ。わかったかね?
とりあえず!この企画はボツ!
- ビン
そ、そんな…。
- ハコ
あ、あの!!! - 上司
なんだね?ハコさん。 - ハコ
実は付録にしようと思っていた「養命酒健康すごろく」のコマをすでに作ってしまったんです…。
これだけでも見て頂けませんか?
- 上司
なるほど…。すごろくときましたか。
実は私、大のすごろく好きでね。
諸説あるんだけれども、そもそもすごろくというのは紀元前3500年頃には既に古代エジプトで…、
(2時間後)
そして、今のすごろくの形になったと言われているんだよ。
ん〜、すごろくはいい案だね!雑誌はいらないけど。
だから、とりあえず1回すごろくの企画で進めてみてくれたまえ。
雑誌はいらないけど。 - ハコ
ありがとうございます! - ビン
………。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- ビン
ボクの密着24時…、ボクの着回しコーデ…
この企画のために新しい衣装も新調したのに!! - ハコ
ビンくん…、元気出して。
ビンくんはよく頑張ったよ。
2人で力を合わせて、今度はすごろくを成功させよう!
- ビン
すごろく…。そうか!ボクにはまだすごろくという切り札があったんだ。
作ったのはコマだけど。
ビン腕編集長の夢は絶たれたけれど目指せ!ビン腕クリエイター!
捨て駒にならないように、ボク頑張ります!!!
コマだけに〜〜〜〜〜〜!