自律神経失調症
主な症状
- 何となく体がだるい、疲れやすい
- よく眠れない
- めまいがする、集中力がなくなる
- 脈が乱れる、動悸が激しくなる
- 食欲がない
- 肩こりや筋肉痛がする
- 汗をかきやすい など
主な原因
自律神経失調症は、外からの刺激に対して体を守ろうとする防衛反応がうまく働かず、自律神経のバランスが崩れてしまうことからおこります。精神的なストレスだけでなく、過労や睡眠不足といった肉体的なものから、暑さ、寒さ、騒音、病気やけがなどのあらゆるものが原因となります。また、自律神経はホルモンの影響を受けやすいので、ホルモンの分泌が不安定な若い女性や、更年期の女性にもよくおこります。
自律神経はこんな働きをしています
自律神経は、呼吸や脈拍、血圧、体温など自分の意思とは関係なく日夜働いている体の臓器や諸器官を、自動的に調節している神経です。暑いときに汗をかいたり、寒いときに皮膚の血管を収縮させて体から熱を逃がさないようにするのも、自律神経の働きによるものです。 自律神経のバランスが乱れると血液の循環がうまく働かなくなり、冷えを招くこともあります。
予防とケア
症状があらわれたら、まず医師の診断を受けましょう。というのも、自律神経は高血圧や低血圧、動脈硬化、糖尿病などが原因で変調をきたすこともあるからです。予防としては自律神経のリズムを崩さないよう、ふだんから摂生を心掛けます。十分な睡眠、バランスのとれた食事、スポーツや趣味などで気分転換をしてストレスを解消することも効果的です。自律神経を安定させる薬もありますが、医師の指示に従って服用してください。
ひと口健康メモ
養命酒は胃腸の調子がよくない、疲れやすいといった体の不調を改善し、体本来の働きを徐々に整えていきます。