養命酒ライフスタイルマガジン

研究員のウンチク

薪ストーブ

伊那谷では薪ストーブがちょっとした流行です。現在の薪ストーブは、昔の達磨ストーブとは似て非なるもので触媒コンバクスター内蔵で2次燃焼を主とする精密マシーンです。
燃焼効率も70%に達っするといわれ、まさにエコ商品です。我が家でも自宅の増改築時に米国製の「薪ストーブ」(Dutchwest社)をいれました。


薪ストーブ

導入には本体と煙突、防火工事で約80万円が必要でしたが、これからの秋、冬から春まで、文火がゆれる暖かなストーブの前で居眠りができる至福の時が待っています。

人生の至高の楽しみでもあり、家内もこれには同感です。ただし、燃料は「薪」ですのですべて自家調達であり、薪集めのためにマイチェーンソー、薪割り機、軽トラが備わり、ついには山仕事に手を出すハメに。 親しい仲間と山仕事のボランティア倶楽部をつくって月1回、近所の荒れた里山の整備を本当に楽しみながらやっています。

里山は薬草の植生の場でもあり何とか守っていきたいと思っています。集まれ!同士!!

小島 暁(養命酒中央研究所・所長)

漢方と薬理学が専門。家庭でできる薬膳にもトライしています。