養命酒ライフスタイルマガジン

研究員のウンチク

ゆりの里

8月上旬、「富士見高原ゆりの里」へ行ってきました。場所は広大な八ヶ岳山麓にある富士見高原スキー場のゲレンデです。このゲレンデに80万球、500万輪のゆりが植えられており、華やかなゆりの世界が広がっています。

園内に入ると一面に広がるゆりの絨毯にまず圧倒されます。これほどたくさんのゆりの花を今まで見たことがありません。遊歩道をゆっくりと歩きながら眺めると、黄、ピンク、白と色とりどりのゆりが高原の風に揺れ、まさに絶景です。

白樺林の中の遊歩道を進むと、林の中にひっそりと咲く可憐な姿も楽しむことができます。さらにリフトに乗れば、ゆりの群生を眼下に眺めることもできます。

ゆりは7月から8月までと長く楽しむことができ、いろんな色のゆりが順番に咲くため、その時々で違う表情を見せてくれます。冬のゲレンデは雪に覆われた白銀の世界、夏はカラフルなゆりの世界、どちらも信州ならではの素敵な光景です。

林 史枝(養命酒中央研究所・研究担当)

おいしい料理とおいしいお酒をこよなく愛し、以前はいろんな店を渡り歩いていました。最近はなかなか時間がとれないため、もっぱら家で料理とお酒の相性を研究しています。