健康レシピ
アジとトマトの黒酢マリネ
火照った夏の体に効く、さっぱりメニュー
夏は暑さに負けて、どうしても食欲も落ちがち。そんな時は、さっぱりと甘酸っぱい黒酢風味のマリネはいかがでしょう? トマトは、夏の間に体に溜まりがちな余分な熱を取り去り、のどの渇きを止め、夏バテ防止に役立ちます。アジは消化活動を整えてくれます。夏は大量に発汗することで体内の水分バランスが崩れ、血液もドロドロになりやすいといわれていますが、みょうが、ししとう、酢の力で血の巡りの改善も期待できます。
材料(2人分)
アジ(3枚におろしたもの) | 1尾分 |
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プチトマト | 10個 |
ししとう | 6個 |
みょうが | 3個 |
小麦粉 | 適量 |
塩・粗挽き黒こしょう | 少々 |
オリーブオイル | 少々 |
◆ マリネ液の材料 ◆ | |
黒酢 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
はちみつ | 大さじ1 |
かつお出汁 | 100cc |
作り方
1. アジは小骨を取り、半身を一口サイズの食べやすい大きさに切り分け、軽く塩と粗挽き黒こしょうで下味をつけたあと、両面に小麦粉をまぶしておく。
2. プチトマトはヘタをとって、縦半分に切る。みょうがは縦半分に切った後、薄くスライス。さっと水にさらしてアク抜きし、よく水気を切る。
3. ししとうは、ヘタをとり、爪楊枝で破裂防止の穴を何カ所か開ける。
4. マリネ液の材料を鍋に入れて軽く煮立て、ボールに移して粗熱をとる。
5. アジはオリーブオイルをひいて熱したフライパンで、両面にこんがり焼き色がつくまでソテーする。ししとうも同様に焼き色をつける。
6. (5)を(4)のマリネ液に漬け込み、(2)とよく和える。
7. 器に盛りつければ完成。
鳥海 明子(とりのうみあきこ)先生
国際薬膳師・調理師。日々の暮らしのなかで実践できる養生の場として「鳥の巣」を主宰。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵 女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)を上梓。