健康レシピ
シイタケのあっさり肉詰め青じそのせ
梅雨どきに水はけのよい体を作る！
湿気の多い梅雨の時期は、体もむくみや食欲不振、冷えといったトラブルが起こりやすいといわれています。今回はそんな症状を改善するレシピです。シイタケと鶏肉は、梅雨どきに弱りやすい五臓の脾（胃腸消化器系）の働きを高める作用があります。また、生姜やねぎ、青じそは体を温めて体内の湿気を発汗で解消させるのに役立ちます。
材料（2人分）
| 鶏ももひき肉 | 70g |
|---|---|
| 桜えび | 3g |
| ねぎ | 5cm |
| 生姜 | 1片 |
| 玉ねぎ | 1/4個 |
| シイタケ | 6個 |
| 青じそ | 4枚 |
| 塩 | 少々 |
| 粗挽き黒こしょう | 少々 |
| 酒 | 小さじ1 |
| 片栗粉 | 小さじ1 |
| ごま油 | 少々 |
| 水 | 50cc |
| 練りからし | 少々 |
| ポン酢しょうゆ | 適宜 |
作り方
１. 生姜、ねぎ、玉ねぎをみじん切りにする。シイタケは軸を取り、軸をみじん切りにする。
２. 鶏ももひき肉をボールに入れ、塩と粗挽き黒こしょう、桜えびを加えて粘りが出るまでよく練ったら、(１)と酒、片栗粉を入れてよく混ぜ、6等分にする。
３. シイタケのかさに、片栗粉（分量外）をまぶし、その上に(２)を軽く押し付けるようにのせる。
４. フライパンに、ごま油を熱し、(３)を両面こんがり焼き、色がつくまで焼いたら、水を加えふたをして3分蒸し焼きにする。
５. 器に（４）をのせ、青じそ（千切りにしてさっと水にさらし、余分な水気をきる）と練りからしをのせ、ポン酢しょうゆをかけたら完成！
鳥海 明子(とりのうみあきこ)先生
国際薬膳師・調理師。日々の暮らしのなかで実践できる養生の場として「鳥の巣」を主宰。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』（誠文堂新光社）に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵 女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅（中医学監修）を上梓。
