健康レシピ
日本とタイの発酵食品がコラボ! ナンプラー仕立ての納豆たくあんピラフ
発酵食品で和風エスニック!
発酵食品の代表選手「納豆」「たくあん」と、タイの魚醤「ナンプラー」を使ってピラフを作りましょう。発酵と発酵、ニオイとニオイの足し算ですが、意外に合うのは同じアジアの国だからでしょうか?
材料(3〜4人分)
納豆 | パック(50g) |
---|---|
玉ねぎ | 1/4個 |
たくあん | 60g |
米 | 2合 |
ナンプラー | 大さじ1 |
水 | 360㏄ |
ミニトマト | 8~10個 |
パプリカ | 1/2個 |
サラダ油 | 大さじ1 |
塩・こしょう | 適宜 |
チャイブ(好みのハーブ) | 適宜 |
レモン | 1/3個 |
作り方
1. 米は洗って水を切り、15分以上おく。
2. 玉ネギ、たくあんはみじん切り、ミニトマトは1/2に、パプリカは一口大に切る。
3. フライパンを熱し玉ねぎを弱火~中火で炒め、透明感が出たら中火にして納豆を入れ炒め合わせる。
4. 米を加えてさらに炒め、米に透明感が出てきたら、水とナンプラーを加える。
5. トマトとパプリカを入れ、火を強めて蓋をする。
6. 沸騰して2分たったら火を弱め、水気がなくなるまで炊く。
7. 火を止めて5分蒸らし、塩・こしょうで味を調え皿に盛る。
8. チャイブなど好みのハーブとレモンを添える。
食材のお話:ナンプラー
ひとふりであっという間にタイの味
タイを代表する調味料で、最近はスーパーでも気軽に買えるようになりました。醤油が大豆を発酵させるように、ナンプラーは魚を発酵させて作る魚醤です。タイ語で「ナーム」は水、「プラー」は魚を意味します。独特の臭みがありますが、多くのアミノ酸を含んでいる分、濃厚なうまみがあります。ベトナムの「ニョクマム」にも似た風味。日本にも「しょっつる」や「いしり(いしる)」という魚醤があります。
料理のお話:フライパンひとつで完成!
たくあんを隠し味に。
具材やスープのうまみを、お米にたっぷり吸わせるピラフ。炊飯器にお任せすれば簡単なのですが、納豆とナンプラーのにおいが気になる人もいるでしょう。そこで、フライパンを使いました。フライパンにふたがない場合は、厚手の鍋で代用してください。もうひとつ日本の発酵食「たくあん」を刻んで、食感や風味を加えます。野菜は、なんでもOK。食べる直前にレモンをぎゅっと絞って、タイ風の仕上げにしましょう。